北鎌倉駅

北鎌倉駅

神奈川県鎌倉市、円覚寺の門前にあるJR横須賀線の駅が北鎌倉駅。横須賀線は、横須賀軍港、観音崎要塞への物資・人員輸送を目的に明治22年に開業していますが、北鎌倉駅は地元住民の請願により、昭和2年5月20日に北鎌倉仮停車場として開業。昭和5年10月1日に駅に昇格し、現在の駅舎が建てられています。関東の駅百選に認定。

古都鎌倉に似合う素朴な駅

宇都宮線に直通する湘南新宿ラインも停車する北鎌倉駅。
関東の駅百選の認定理由が「古都鎌倉にふさわしく、静かで素朴な駅」であるように、簡素な駅になっています(とくに下り線を利用し、東口から円覚寺へ方面に出るとその印象に)。

構内に踏切のある珍しい駅で、みどりの窓口はなく、指定席券売機が設置されています。
少し鎌倉側で、円覚寺の総門前を通りますが、実は横須賀線は境内を通過。
北鎌倉駅で下車し、円覚寺を探勝する際には、総門前の庭園(池泉)と総門を分断して線路を敷設している点に注目を。
明治20年に横須賀線が着工した際に、かなり強引に線路を敷設したであろうことが推測できます。

名称 北鎌倉駅/きたかまくらえき
所在地 神奈川県鎌倉市山ノ内
関連HP JR東日本公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
横須賀駅

横須賀駅

神奈川県横須賀市にあるJR東日本・横須賀線(大船〜久里浜)の駅が横須賀駅。明治17年末の横須賀鎮守府開設を受けて、明治22年6月16日、横須賀軍港へ人員、物資輸送を行なう官設鉄道として敷設、開業した歴史ある駅で、戦前は横須賀軍港の玄関駅、現

円覚寺

円覚寺

鎌倉幕府第8代執権で元寇(げんこう)を二度にわたって退けた北条時宗(ほうじょうときむね)の招聘で南宋より来日した臨済僧、無学祖元(むがくそげん)が弘安5年(1282年)に開山した鎌倉の名刹が円覚寺。元寇で犠牲となった兵士の霊を弔うために建立

 

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