高知県安芸郡安田町にある魚梁瀬杉(やなせすぎ)を運んだ森林鉄道の隧道(ずいどう=トンネル)跡が旧魚梁瀬森林鉄道施設・オオムカエ隧道。オオムカエは地名で、すぐ東側に続いて鋼トラス橋の明神口橋もあります。オオムカエ隧道は、明治44年開通の石造隧道で国の重要文化財に指定されています。
町道として再生され、通行可能
隧道の全長は37.6mで、そのうち下流側の西坑口周辺の7.0mの区間が重要文化財に指定されています。
西坑口には「Ⅲ」の刻印(川下から3番目の隧道を意味)が記されています。
明神口橋同様に町道として再生されています。
「山間地の産業振興と生活を支えた森林鉄道の歩みを物語る近代化産業遺産群」として、経済産業省の近代化産業遺産群に認定されています。
旧魚梁瀬森林鉄道施設・オオムカエ隧道 | |
名称 | 旧魚梁瀬森林鉄道施設・オオムカエ隧道/きゅうやなせしんりんてつどうしせつ・おおむかえずいどう |
所在地 | 高知県安芸郡安田町小川オオムカエ3番2先 |
関連HP | 中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会公式ホームページ |
ドライブで | 高知自動車道南国ICから約58km |
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