国宝臼杵石仏

国宝臼杵石仏

大分県臼杵市(うすきし)にある磨崖仏(まがいぶつ=岩肌に刻まれた仏像)で、阿蘇山から噴出した火砕流が溶結してできた、阿蘇溶結凝灰岩という軟質の石に彫られた石仏群が国宝臼杵石仏。4エリアに分かれ、地名によって「ホキ石仏第1群(堂ケ迫石仏)」、「ホキ石仏第2群」、「山王山石仏」、「古園石仏」と名付けられています。

日本を代表する石仏の精緻な彫刻は必見の技

国宝臼杵石仏
国宝臼杵石仏

彫られた時代は、平安時代後期から鎌倉時代と推定され、ほとんどが丸彫りに近い厚肉彫りで、鋭いノミの跡を残しています。

平成7年には、うち59体が磨崖仏では全国初の国宝に指定。

ホキ石仏第1群は、4つの龕(がん=仏像を安置する岩窟)からなり、平安時代から鎌倉期に至るまでの磨崖仏が20数体並んで壮観。
第1龕は、如来坐像3体と菩薩立像2体、第2龕は阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、如来坐像の3体、第3龕は大日如来像ほか4体、第4龕は地蔵菩薩半跏像並びに十王像の11体です。

ホキ石仏第2群は2龕からなり、第1龕の阿弥陀如来坐像は、京都の藤原仏にも比肩される温雅な姿で、古園石仏の大日如来坐像や山王山石仏の三尊像とともに、臼杵磨崖仏のシンボル的存在となっています。

山王山石仏は、中央に丈六の如来像、左右に脇侍の様に如来を刻む3体の如来像で構成され、その柔和な表情から通称「隠れ地蔵」と呼ばれています。

古園石仏は、最高傑作ともいわれる大日如来像を中心とする曼荼羅を構成した石仏で、臼杵石仏の中心的存在。
古園十三仏とも、大日山石仏とも呼ばれています。

4つの石仏群は石仏観覧券発売所の先にある観覧券集札所からスロープと階段で結ばれ、周回できる仕組み。

ホキ石仏第1群

ホキ石仏第1群

ホキ石仏第2群

ホキ石仏第2群

山王山石仏

山王山石仏

古園石仏

古園石仏

国宝臼杵石仏 DATA

名称 国宝臼杵石仏/こくほううすきせきぶつ
所在地 大分県臼杵市深田804-1
関連HP 国宝臼杵石仏公式ホームページ
電車・バスで JR臼杵駅からJRバス三重町行き15分、臼杵石仏下車
ドライブで 東九州自動車道臼杵ICから約3.1km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 臼杵石仏事務所 TEL:0972-65-3300
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

国宝臼杵石仏火まつり

2018.06.17
 

 

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プレスマンユニオン編集部

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