高知県長岡郡大豊町を走る国道32号沿いにあるのが、道の駅大杉。国の特別天然記念物に指定される杉の大杉、大杉の苑(美空ひばり遺影碑・歌碑)の入口に建ち、大豊町の観光情報の発信地にもなっている道の駅です。高知と大歩危・小歩危を結ぶルート途中にあり、立ち寄る価値も大。
幻の碁石茶、棚田米も購入可能
大豊町でぜひ味わいたいのが、完全発酵茶「碁石茶」と、そばの実の甘皮を混ぜて打つ「立川そば」。
無農薬栽培の茶葉を原料に、大豊町に受け継がれる伝統製法の完全発酵茶「碁石茶」は、中国雲南省の山岳地帯がルーツともされる発酵茶。
大豊町東梶ヶ内という山間地でのみ栽培され、完全発酵させるまさに「幻のお茶」で、茶樹も山焼き跡に自生していた茶樹がルーツの「山茶」です。
道の駅大杉では碁石茶が購入できるほか、「碁石茶膳」で、碁石茶うどん、碁石茶で炊いたご飯を味わうことができます。
もちろん、立川そばも人気。
知る人ぞ知る、もうひとつの特産が大豊町西豊永地区で栽培されている「銀不老」。
「不老長寿の豆」といわれ、この豆を使ったロールケーキ、アイスクリーム、大福などが販売されています。
土産には、碁石茶、大豊町産棚田米(ヒノヒカリ)、乾燥しいたけ、原木しいたけをふんだんに使用した出汁醤油(だしじょうゆ)の「しいたけ醤油」、和風ドレッシングの「しいたけドレッシング」なども用意。
ちなみに、道の駅大杉は、元々は「大杉観光センター」というドライブインで、観光の窓口な存在だった施設。
平成3年4月22日に第1回の道の駅の認定を受け(全国103ヶ所)、道の駅大杉になったもので、実は、四国で最初に誕生した道の駅なのです。
今では地元色も強まり、まさに大豊町の観光と物産の顔になっています。
画像協力/土佐れいほく観光協議会
道の駅大杉 | |
名称 | 道の駅大杉/みちのえきおおすぎ |
所在地 | 高知県長岡郡大豊町杉743-1 |
関連HP | 道の駅大杉公式ホームページ |
電車・バスで | JR大杉駅から徒歩20分 |
ドライブで | 高知自動車道大豊ICから約2km |
駐車場 | 15台/無料 |
問い合わせ | 道の駅大杉 TEL:0887-72-1417/FAX:0887-72-1200 |
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