せいもん払い

福岡県福岡市博多区、櫛田神社の裏手、川端通商店街（上川端商店街）にある漁師料理の店、せいもん払い。店名は博多版バーゲンセールの「せいもん払い」（もとは商売の神様・えびす講の祭りに由来）にあり、いかにも商人の街、中洲・川端らしいところ。新鮮な魚介類が人気ですが、なるべく予約を。

上川端商店街にある鮮魚料理がうまい料理屋

自慢は、なんといっても鮮度抜群の活魚料理の数々。
カウンターのケースには、その日仕入れた天然ものの魚介がずらりと並び、どれにするか迷うほど。
素材が決まっても、刺身から煮る、あら炊き、焼く、蒸す、揚げると、調理法も変幻自在。
加えてひと皿のボリュームがあり、丸もの、時価のものもあるから、メニュー選びは慎重に。

その日によって異なるが、玄界灘直送の天然鯛やアラ（クエ）、アラカブ（カサゴ）、呼子の活イカ、豊後水道のアジやゴマサバ、天然トラフグ、クジラのうねなど、九州ならではの魚介料理に心が躍ります。
ほかに、炭火焼きの鳥、豚の串焼きや糸島牛のロース網焼き、野菜料理の用意もあり、「毎日がせいもん払い」（手軽だということ）がモットーです。
6月〜7月にはウニ丼も登場。

カウンター席のほかに、個室に区切られた部分も多く、地元でも人気の店（居酒屋的に利用する人も多数）。
確実に入店したいなら、予約を。

川端通商店街

福岡県福岡市博多区にある商都・博多でももっとも歴史のある商店街が川端通商店街（かわばたどおりしょうてんがい）。かつては海岸に面した博多の総鎮守・櫛田神社（くしだじんじゃ）。その門前町の川端町は博多で最初に栄えた商業の町。博多川に沿うようにし

櫛田神社

天平宝字元年（757年）に伊勢・松坂（現在の三重県松阪市）の櫛田神社から大幡大神（櫛田大神）の分霊を勧請して創建と伝えられている古社（平清盛創建という説もあります）が福岡市博多区に鎮座する櫛田神社。博多の総鎮守として信仰を集めてきました。博