「なもみ」も登場! 三陸鉄道で『こたつ列車』運行|2024-2025

こたつ列車

2024年12月14日(土)〜2025年3月23日(日)の土・休日、三陸鉄道リアス線の久慈駅〜宮古駅間に『こたつ列車』が運行(全席指定)。「なもみ」(小正月の夜に家々を来訪する木の面をかぶった訪問者で、秋田のナマハゲに類似)が乗車し、乗客の家内安全と無病息災を願いながら旅を盛り上げます。

事前の予約で豪華な「大漁舟盛り御膳」を味わうことも可能

こたつ列車

小正月(1月15日)に各家を回る「なもみ」は、恐ろしい木の面をかぶり、藁蓑(わらみの)をまとい、包丁や刀を持った装いで、怠(なま)け者を懲らしめるために「すねに付いたナモミ(囲炉裏にばかりあたっていてできる火斑、スネカとも)をはがす」といって脅します。

久慈地方では「ナモミ・ナマミ」、宮古地方では「ナモミタクリ」、釜石地方では「スネカ」、大船渡地方では「スネカタクリ」ともいい、「ナモミ剥ぎ」がナマハゲに転じたともいわれています(「吉浜のスネカ」は国の重要無形民俗文化財)。

残念ながら、この風習も廃(すた)れ、三陸鉄道の『こたつ列車』は、こたつにいながら「なもみ」に出会える貴重な機会になっているのです。

三陸鉄道で冬の名物となっている『こたつ列車』は、久慈駅〜宮古駅を1往復し、乗車日2日前13:00までの予約で(久慈駅乗車限定)、「うに丼」「あわび弁当」「ほたて弁当」の3種の海鮮弁当や海の幸満載の豪華な「大漁舟唄御膳」を味わうことができます(復路、宮古駅から乗車の場合はスイーツの予約が可能)。
乗車時間は久慈発の往路で1時間40分ほどあるので、のんびりと味わうことが可能。

久慈駅~宮古駅間は定期列車に『こたつ列車』を連結、一般車両+お座敷車両(『こたつ列車』)の2両編成、宮古駅~久慈駅間は臨時列車の扱いで、お座敷車両1両(『こたつ列車』)のみの運行です。
乗車券のほか、指定席券500円が必要。
少人数で1ボックス(4名掛け)を利用の場合は、「ご相談ください」とのこと。

三陸鉄道リアス線の宮古駅〜釜石駅間には『洋風こたつ列車』が運行。

2024-2025の運行内容

運転日:2024年12月14日(土)〜2025年3月23日(日)の土・休日
運行時間:久慈駅12:07発~宮古駅13:50着/宮古駅14:42:発~久慈駅16:40着
運賃・料金:乗車区間の運賃(久慈駅~宮古駅の場合は1890円)+座席指定料金(500円)
受付:11月12日(火)9:00~三陸鉄道旅客営業部で受付を開始

こたつ列車
海の幸満載の豪華な舟盛り風の「大漁舟盛り御膳」
「なもみ」も登場! 三陸鉄道で『こたつ列車』運行|2024-2025
開催日時 2024年12月14日(土)〜2025年3月23日(日)の土・休日
場所 三陸鉄道リアス線 久慈駅~宮古駅間
関連HP 三陸鉄道公式ホームページ
問い合わせ 三陸鉄道旅客営業部 TEL:0193-62-7000、0193-63-7727(受付時間9:00~17:30)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
洋風こたつ列車

三陸鉄道で『洋風こたつ列車』運行|2024-2025

2024年12月7日(土)〜2025年2月24日(月・振替休)の土・休日、三陸鉄道リアス線の宮古駅〜釜石駅間に『洋風こたつ列車』が運行。座席が洋風のこたつに変身する『洋風こたつ列車』は、往復で違った弁当が提供され、宮古の瓶ドンや釜石の銀鱈弁

 

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