明治20年の三角港開港時にはすでにあったという歴史ある回漕問屋が高田回漕店。回漕問屋は船や荷馬車を有し、沿岸航路で旅客、貨物輸送の取り次ぎをした問屋(どいや)。三角西港は、大正時代に三角東港ができるまで旅客・貨物輸送で大いに賑わいました。旧高田回漕店として復元され、往時の雰囲気を体感することができます。
明治20年の開港にあわせて建てられた回漕問屋
熊本市に本店を置いた高田回漕店は4隻の汽船(正義丸、播磨丸、明淳丸、筑後丸)を所有し、荷物だけでなく乗客輸送も担っていました。
旧高田回漕店は、築港当時の面影を色濃く残す建物として平成11年に修復、宇城市の文化財に指定されています。
内部の見学も可能で、1階に6部屋、2階に6部屋、後ろに水屋が配されています。
高田回漕店時代には1階は海運業事務所、2階は旅館として利用されていました。
三角西港・旧高田回漕店 | |
名称 | 三角西港・旧高田回漕店/みすみにしこう・きゅうたかだかいそうてん |
所在地 | 熊本県宇城市三角町三角浦 |
関連HP | 宇城市公式ホームページ |
電車・バスで | JR三角駅から徒歩20分 |
ドライブで | 九州自動車道松橋ICから約30km |
駐車場 | 第1駐車場(30台/無料)・第2駐車場(9台/無料)・第3駐車場(7台/無料)・第4駐車場(27台/無料)・来場者用臨時駐車場(27台/無料) |
問い合わせ | 宇城市まちづくり観光課 TEL:0964-32-1111 |
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