人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868

人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868

熊本県人吉市、人吉転車台、近代化産業遺産にも認定される人吉機関車庫(日本最古の石造機関庫)のあるJR肥薩線人吉駅に隣接する鉄道博物館が、人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868。MOZOCA(もぞか)とは、人吉の方言で「小さい」「かわいい」の意味、868は郵便番号です。

ミニトレインも運転され、子どもたちにも人気の施設

人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868

肥後(ひご)から薩摩(さつま)へ、現在の熊本県、宮崎県、鹿児島県の南九州3県を縦断する鉄道路線がJR肥薩線。
帝国鉄道庁により、明治36年、隼人駅〜吉松駅、明治41年に八代駅〜人吉駅、明治42年に人吉駅〜吉松駅間が開通し、八代駅〜鹿児島駅間が鹿児島本線として全通、昭和2年に海岸回りの新線が開業し、肥薩線となったもの。
沿線にはレトロな木造駅舎、大畑駅のループ線とスイッチバックでの勾配克服、日本三大車窓の矢岳越え、八代駅方人吉駅までは川線と呼ばれる球磨川沿いの区間など、見どころが多数あり鉄道ファンには人気の路線です。

人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868の1階は「肥薩線ゾーン」で、ジオラマや映像で肥薩線を紹介するほか、子どもスペース(プラレール・ままごと・木のプール)、ミニトレイン、軽食コーナーなどがあります。
2階はレイルバイクコーナー、ミニ図書・学習スペースで、屋上は人吉機関庫を眺める展望デッキになっています。

画像協力/熊本県観光連盟

人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868
「SL人吉」(左)は平成6年3月に運行終了
人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868
名称 人吉鉄道ミュージアムmozocaステーション868/ひとよしてつどうみゅーじあむもぞおかすてーしょん868
所在地 熊本県人吉市中青井町343-14
関連HP 人吉市公式ホームページ
電車・バスで JR人吉駅から徒歩2分
ドライブで 九州自動車道人吉ICから約2km
駐車場 人吉駅横駐車場(16台/無料)
問い合わせ 人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868 TEL:0966-48-4200
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
人吉駅転車台

人吉駅転車台

熊本県人吉市のJR肥薩線人吉駅の構内にあるのが、人吉駅転車台。転車台(ターンテーブル)は蒸気機関車(SL)の方向転換に欠かせない施設で、人吉駅では「SL人吉」(人吉駅〜熊本駅/平成6年3月で運転終了)の運転時に使われる施設です。「SL人吉」

人吉機関庫

人吉機関庫

熊本県人吉市にあった日本国有鉄道の人吉機関区の車庫が、人吉機関庫。明治41年6月1日、官設鉄道の八代〜人吉駅間延伸に伴い明治44年11月に機関庫(機関車庫)として築かれたもの。往時の機関庫が現存し、JR肥薩線の関連遺産として、経済産業省の近

大村横穴群

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