京都府福知山市大江町、鬼(酒呑童子)退治伝説が伝わることで知られる大江山の8合目、標高650mに鎮座するのが、鬼嶽稲荷神社(おにたけいなりじんじゃ)。かつては山上にあった社を幕末の弘化年間(1845年〜1848年)に現社地に遷座したもの。車道が通じており、現在は雲海のビュースポットとしても有名です。
鬼嶽稲荷神社の社前は雲海のビューポットに
弘化年間に現社地に遷した際、京の伏見稲荷から宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)の分霊を勧請、鬼嶽稲荷と名を改めています。
社殿の周囲はブナの原生林も残り、神秘的な雰囲気があります。
通常は無住ですが、毎月2日〜3日ほど御朱印をいただける日が設けられています。
雲海は由良川(ゆらがわ)流域の水蒸気が、放射冷却(温められた大地と寒気の温度差)で朝霧となるもので、前日昼との温度差がある10月末~12月の早朝などにチャンスが訪れます。
紅葉シーズンと重なるため、晴れた日で、放射冷却が期待できる朝には多くのカメラマンが集まります。
近年では、全国から雲海ファンが集結し、日の出前後には駐車場も大混雑に。
鬼嶽稲荷神社 | |
名称 | 鬼嶽稲荷神社/おにたけいなりじんじゃ |
所在地 | 京都府福知山市大江町北原303-1 |
関連HP | 福知山市公式ホームページ |
ドライブで | 京都縦貫自動車道舞鶴大江ICから約20km |
駐車場 | あり/無料 |
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