安俱里まほら岩手『氷の世界』｜2024

2024年1月20日（土）～2月25日（日）、岩手県盛岡市薮川（やぶかわ）の安俱里まほら岩手で、『氷の世界』を開催。氷点下35.0度という本州一寒い記録を保有するのが薮川地区で、厳冬期の寒さを逆手にとって、氷の城、氷の洞窟を築き、様々なイベントが行なわれています。月・火曜は定休。

「本州一寒い地域」で行なわれる氷の祭典

本州最寒の記録は、昭和20年1月26日に記録された氷点下35.0度ですが（盛岡市では同日氷点下20.6度）、現在でもマイナス20度くらいはよくあるという「本州一寒い地域」（標高は680mほど）。
結氷した岩洞湖（がんどうこ）では、ワカサギ釣りも行なわれています。

『氷の世界』でメインとなるのは、12月から1ヶ月間24時間をかけ、水をかけて築く、氷の城、氷の洞窟。
60万球の光で氷の洞窟もライトアップされ、イルミネーションスポットとしても岩手県内屈指の規模を誇っています。

スノーチューブに乗ってスノーモービルで引っ張られながら銀世界を探勝するという「スノーモービルひっぱり」などのアトラクションも用意。

ちなみに、気象庁が薮川に自動的に観測データを収集できるアメダスを設置した昭和51年11月以降では、昭和63年2月17日に氷点下27.6度を記録しており、これが戦後の薮川での最寒記録です。