群馬県嬬恋村にある万座温泉は、避暑にも絶好の「日本最高所の温泉街」。そこに建つ万座プリンスホテルは、日本最高所の温泉リゾートホテルということに。自慢の絶景露天風呂「こまくさの湯」は、噴気の上がる万座空吹を正面にする露天風呂で、女湯側からも出入りできる混浴湯船も用意されています。
女性は湯浴み着を着用し、男女共用の湯船に
群馬県は混浴文化が根付く県ということで、万座温泉でも混浴の湯船は各宿にもあり、同じプリンスホテルグループの「万座高原ホテル」の石庭露天風呂も、混浴。
カップル、ファミリーで開放的な庭園露天風呂に入浴できるとあって、人気です。
とはいえ昭和62年11月21日公開の映画『私をスキーに連れてって』(原作:ホイチョイ・プロダクション、主演:原田知世)のロケ地でもある万座プリンスホテル。
全国のプリンスホテルの中でも混浴の湯船があるのは、ここだけ。
混浴文化の残る岩手県「雫石プリンスホテル」の屋根付露天風呂「雫石高倉温泉」は男女別なので、プリンスホテル唯一の混浴湯船ということになります。
女性はホテルで販売される湯浴み着、もしくはマイ湯浴み着を着用し、女性用の風呂(女性用の湯船は男性用からは当然まったく見えません)から男性用の露天風呂の最上段、女性用側に隣接する混浴湯船に入浴する仕組み(湯船の数は男性用2湯、女性用2湯、共用1湯)。
「ファミリーでのんびりできた」、「カップルで夜空を楽しむことができた」という評価がある一方で、「男性は小さなタオルで腰の周りを必死に隠して湯船に入り、上の方の混浴湯船から見下されている感じがして少し不快」という常連の声もありました。
それでも、軽井沢プリンスに1泊する予算で、2泊できるという手軽な料金設定。
フォースベッドのファミリールーム、和室などの充実で、家族旅行、夏休みの避暑的な滞在にも最適です。
夕食はブッフェ、コース料理を選択でき、さらに平日なら軽井沢駅から西武の大型観光バスを使っての無料シャトルバスも運行されています(宿泊者のみ、要予約/滞在期間中の利用は不可、チェックイン・アウトのみ)から、北陸新幹線&軽井沢アウトレットと結んでの旅も可能です。
ちなみに、GW明け〜夏休み前(〜7月中旬)、夏休み直後(8月下旬)〜紅葉直前(9月)はオフシーズン的な料金設定で(スキーシーズンがオンシーズン)、おすすめです!
こまくさの湯という名の通り、湯船の横にはコマクサも植えられ、初夏には高山植物の女王が花を咲かせます。
一部混浴の「こまくさの湯」露天風呂のほかにも、男女別内湯「こまくさの湯」、女性専用の屋根付き露天「しゃくなげの湯」、男女別内風呂の「ななかまどの湯」もあるので、女性にとっては温泉天国、男性も露天風呂を除けば気兼ねなく入浴ができます。
万座プリンスホテル | |
名称 | 万座プリンスホテル/まんざぷりんすほてる |
所在地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉 |
関連HP | 万座プリンスホテル公式ホームページ |
電車・バスで | JR万座・鹿沢口駅から路線バスで約40分。JR軽井沢駅から路線バスで1時間45分。夏期は宿泊者限定で送迎バス運行(要予約) |
ドライブで | 上越自動車道信州中野ICから約35km、碓氷軽井沢ICから約61km |
駐車場 | 190台/無料 |
問い合わせ | 万座プリンスホテル TEL:0279-97-1111 /FAX:0279-97-3119 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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