関宿・高札場跡

関宿・高札場跡

旧東海道・関宿(三重県亀山市)にある街道時代に亀山藩が管理した高札場跡。キリシタン禁令などの法規的な内容から隣接宿場までの人馬駄賃の規定、生活に関わる様々な張り出しが行なわれた場所です。明治10年に撤去されましたが、江戸時代後期、寛政年間から天保年間頃の高札場が復元されています。

寛政年間の史料に基づいて高札を復元

平成16年、国の重要伝統的建造物群保存地区選定20周年記念として復元された高札は、「高サ弐間四尺弐寸 長三間弐尺五寸 幅壱間弐尺」という寛政年間(1789年〜1801年)の史料に基づく大きさ。
掲示される文言は天保年間(1831年〜1845年)の調査と推測される『東海道宿村大概帳』に記された内容を読みやすい楷書(かいしょ)に変えたもの。
目の前の関郵便局の敷地は、天正20年(1592年)、徳川家康が休息した御茶屋御殿(お茶屋屋敷)の跡。
五街道の整備以前で本陣がまだない江戸時代初期には、ここが本陣の役割を果たしていたのです(沢田清次、続いて佐々山理兵衛が関宿代官に任じられていました)。

関宿・高札場跡
名称 関宿・高札場跡/せきじゅく・こうさつばあと
所在地 三重県亀山市関町中町
関連HP 亀山市公式ホームページ
電車・バスで JR関駅から徒歩8分
ドライブで 名阪国道関ICから約1km
駐車場 関町観光駐車場(30台/無料)・道の駅関宿駐車場(36台/無料)
問い合わせ 亀山市文化スポーツ課まちなみ文化財グループ TEL:0595-96-1218/FAX:0595-96-2414
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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