宮城県白石市、鎌先温泉近くにある「弥治郎こけし」発祥地がこけしのふる里・弥治郎集落にある施設が、弥治郎こけし村。弥治郎集落は。木地師(きじし)が轆轤(ろくろ)を用いて木地挽きを営なむ集落で、弥治郎こけし村ではこけしの絵付け体験も可能です。
こけしの絵付け体験も人気
弥治郎こけしが作られ始めた年代は定かでありませんが、江戸時代後期の天保年間(1830年〜1844年)にはすでに存在したと推測されています。
江戸時代から始まった半農半工の木地業、こけしづくりは、今も続き、工人たちが弥治郎集落に工房を構えています。
ベレー帽のようなろくろ線の下に2~3色の飾りや赤に手絡(てがら・日本髪の髪の飾り)が付き、ろくろ模様が多用された胴体が弥治郎こけしの特徴。
宮城伝統こけしとして国の伝統工芸品に指定されています。
1階は、弥治郎こけしなどこけし歴史紹介する展示室、2階が展示販売コーナーと絵付け体験コーナーになっています。
集落内には「工房やじろう」など工房があり、直接購入することも可能。
日本最大のこけしの祭典『全日本こけしコンクール』は、毎年5月1日〜5月3日に、白石市で開催されています。
弥治郎こけし村 | |
名称 | 弥治郎こけし村/やじろうこけしむら |
所在地 | 宮城県白石市福岡八宮弥治郎北72-1 |
関連HP | 白石市公式ホームページ |
電車・バスで | JR白石蔵王駅からタクシーで20分 |
ドライブで | 東北自動車道白石ICから約8km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 弥治郎こけし村 TEL:0224-26-3993/FAX:0224-26-3993 |
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