日曜市

日曜市

高知県高知市の街路市のひとつが、日曜市。定期市、朝市の類ですが、高知で開かれるのは、週4日(日・火・木・金曜)でしかもその規模の大きさに驚かされます。元禄3年(1690年)から300年以上の歴史を誇る全国有数の歴史ある日曜市は高知城の追手門から東へ延びる追手筋の1kmに300を超える露店が並びます。

路上で開かれる市としては日本最大級の規模

追手筋の片側2車線を占拠し、午前6:00〜15:00頃まで、300店舗近くの露店が軒を並べます。
出店する店は、野菜、果物、農産加工品、花卉などが多いのが特徴。
海産物は干物などが主体で、カツオのタタキなどは期待薄なので注意が必要です(カツオのタタキなどは「ひろめ市場」へ)。
季節によっては山菜やキノコなども豊富に並び、観光客でも気軽に買い物ができるのんびりとした雰囲気が漂っています。
日曜市、木曜市、金曜市に出店する「池田商店」。露店で焼き鳥、高知産のウナギをパタパタと焼き(高知産うな串)、香しい匂いが通りに漂っています。
夏場なら天然うなぎも蒲焼きとなり、小振りのものならかなり手頃な値段!
「生のウナギを見れば天然物か養殖物かはすぐわかります。養殖物は肌が水色がかっているのに対し天然物は黄緑色ですから」とのこと。
朝一番に少量だけ販売されるウナギの肝「うな肝串」は知る人ぞ知る逸品。

観光客には、高知らしい果実、農産加工品が多いのも人気。

日曜市/にちよういち
開催日時 毎週日曜(1月1日〜2日、8月10日〜12日を除く)
名称 日曜市
所在地 高知県高知市追手筋1
関連HP 高知市公式ホームページ
電車・バスで とさでん交通で堀詰電停から徒歩4分
ドライブで 高知自動車道高知ICから14分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 高知市産業政策課 TEL:088-823-9456/FAX:088-823-9492
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高知城(高知公園)

高知城は、1601(慶長6)年から10年の歳月を費やし、土佐藩の初代藩主・山内一豊(やまうちかつとよ)が築城した平山城。現存する天守は、1727(享保12)年に城下の大火の延焼で焼失後、1753(宝暦3)年に再建されたもの。天守、詰門、多聞

金曜市

金曜市

高知県高知市を訪れたらぜひ顔を出したいのが街路市。いわゆる「定期市」の類ですが、高知で開かれるのは、月曜を除く毎日でしかもその規模の大きさに驚かされます。金曜市(約20〜30店舗)は愛宕町1丁目(高知駅西600mの土讃線線路沿い)で、毎週金

木曜市

木曜市

高知県高知市本町、高知城の南、高知県庁近くの市道に70店が並ぶ街路市が、木曜市。オフィス街の真ん中で開かれる市で、日・火・木・金曜の週4日行なわれる高知の街路市の中では、日曜市に次ぐ規模を誇っています。仕事の合間、昼食や食材を買い込む人の姿

火曜市

火曜市

高知県高知市上町4丁目・5丁目、高知市で今も続く街路市のひとつが火曜市。追手筋で開かれる日曜市ほどの派手さはありませんが、藩政時代から残る水路の上に沿って開く、なかなか風情ある市。しかも訪れる人の大半は地元の人なので、地元密着型、生活感あふ

 

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