白瀑神社みこしの滝浴び|八峰町

白瀑神社みこしの滝浴び

毎年8月1日、秋田県八峰町(はっぽうちょう)で『白瀑神社みこしの滝浴び』が行なわれます。円仁の開基で、神仏習合時代は観音信仰の霊場だったという白瀑神社(しらたきじんじゃ)の神事。五穀豊穣、海上安全、商売繁盛、家内安全などを祈願し、白装束の男衆が町内を練り歩き、神輿を担いだまま滝壺に突入します。

神輿が白瀑の滝壺に突入

江戸時代に秋田六郡三十三観音霊場の23番札所として信仰を集めた白瀑神社(明治初年の神仏分離以前は不動尊を祀る不動社)は、仁寿3年(853年)、円仁(えんにん=慈覚大師)が白瀑の三尺七寸の不動明王像を櫟の木に刻み不動院を創建したことに始まるという伝承のある古社。
中世には多数の僧坊が建ち並ぶ修験道の霊場となり、近世には貞享5年(1688年)、秋田藩(久保田藩)3代藩主・佐竹義処(さたけよしずみ)が、慈覚大師自刻の不動尊の腐朽を憂い、堺の名工に鋳造させた青銅の不動明王像を寄進。
堺の湊から歓喜丸に積んだ不動明王像は、波を切り、風を利して、13日の後に野代浜(のしろはま)に到着。
毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)の化身である、この不動明王を崇める里人が、堺から運ばれた尊像に敬意をはらって波切り不動と呼ぶようになったのです。

祭礼当日は7:00に当番町の男衆が白装束で神輿を担いで町内を練り歩いた後、正午過ぎに神社の裏手の白瀑(落差17m)の滝壺に入ります。

もともとは戦前、例大祭の際にあまりの猛暑に耐えかねた男衆が、神輿を担いだまま滝壺に入ったのが始まりなんだとか。

白瀑神社みこしの滝浴び|八峰町
開催日時 毎年8月1日
所在地 秋田県山本郡八峰町八森館10
場所 白瀑神社
関連HP 八峰町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR五能線東八森駅徒歩10分
ドライブで 秋田自動車道能代南ICから約21km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 八峰町観光協会 TEL:0185-76-4100
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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