三隅八幡宮『秋季例大祭』|長門市

三隅八幡宮『秋季例大祭』

毎年9月16日、山口県長門市の三隅八幡宮(みすみはちまんぐう)で『秋季例大祭』が行なわれます。山口県の無形民俗文化財に指定されている「腰輪踊り」、兎渡谷神楽保存会の「神楽舞」、滝坂神楽舞保存会の「滝坂神楽舞」(国の選択無形民俗文化財)が奉納されます。

「腰輪踊り」「滝坂神楽舞」が奉納される

三隅八幡宮『秋季例大祭』

江戸初期には様々な芸能が三隅八幡宮に奉納されていたといい、「腰輪踊り」は雨乞いを祈願するもの伝えられ、胴取と呼ばれる太鼓打ち2人と団扇使い2人が鉦打ちと呼ばれる子どもたちの中心で勇壮に舞うもの。
また、「滝坂神楽舞」は1764(宝暦14)年ごろ、3年続きの大飢饉や牛馬の疫病から免れるため厄払いを祈願する神楽を奉納したのが始まりと伝えられ、山岳信仰および仏教(天台宗)が習合して権現社となり、その修験者(山伏)が伝えています。
「滝坂神楽舞」は、長門市三隅滝坂地区の黄幡社(おうばんしゃ)例祭で毎年11月2日に奉納されています。

三隅八幡宮

三隅八幡宮の創建年代は不詳ですが、貞治年中(1363~1367年)に社殿が消失したという記録が残り、鎌倉時代に創建されたと推測される三隅村(三隅町)と通村(長門市通)の惣氏神。
品陀和気命(ほんだわけのみこと・応神天皇)、大雀命(おほさざきのみこと・仁徳天皇)、息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)が祀られています。

三隅八幡宮『秋季例大祭』|長門市
開催日時 毎年9月16日
所在地 山口県長門市三隅中市2066
場所 三隅八幡宮
関連HP 長門市公式ホームページ
電車・バスで JR長門三隅駅から防長交通バスで7分、三隅市下車、徒歩3分
ドライブで 中国自動車道美弥ICから約28km
問い合わせ 三隅八幡宮 TEL:0837-43-0893
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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