サンメッセ日南

宮崎県日南市を走る国道220号沿いにあるサンメッセ日南は、海岸沿いに立つ7体のモアイ像がシンボル。これはイースター島の長老会より許可を受け、世界で唯一、学術的な精密さをもって完全復刻したもの。もちろん7体すべて顔や形も違い、中には愛らしい表情の可愛いモアイ像もあります。

イースター島顔負けの雰囲気が自慢

日本のモアイ修復チーム（四国のクレーンメーカー・タダノ、奈良国立文化財研究所、石工の左野氏＝飛鳥建設で構成）が、平成4年から3年を費やしてイースター島で倒れていた15体のモアイ（アフ・トンガリキ／Ahu Tongariki＝イースター島最大の15体のモアイが並ぶ）を元通りに立ち上げたました。

このモアイ修復委員会の努力もあって、イースター島は「ラパヌイ国立公園」としてユネスコ世界遺産に登録。
こうした奉仕と友情に対し、ラパヌイ（イースター島）の長老会と島民が日本での完全復刻を認めたのです。

世界で唯一、学術的な精密さをもって完全復刻されたモアイ像（アフ・アキビ／Ahu Akivi＝イースター島のほぼ中央にある7体のモアイ像）は、高さ5.5m、重さ18t〜20tという巨大なもの。
イースター島の石は持出し禁止のため、岐阜県白川村の凝灰岩を使っています。

遊歩道が整備された園内には、天空の塔、太陽の階段、蝶の楽園、モアイ岬、レストランなどがあり、デートスポットとしても人気。
ちなみに売店ではモアイに関するオリジナルグッズが販売されており、おみやげに人気。