葛城山ロープウェイ

奈良県御所市、奈良県と大阪府の境となる葛城山の奈良県側に架かるのが、葛城山ロープウェイ。昭和42年3月26日に開通した近鉄直営のロープウェイ。葛城登山口駅と葛城山上駅を6分で結び、正式名は近鉄葛城索道線（きんてつかつらぎさくどうせん）です。夏は大阪市街地より7度ほど気温も低く、避暑にも絶好。

大手私鉄が直営する唯一の索道路線

近鉄御所駅からは奈良交通バスが連絡（所要15分）、大阪阿部野橋発の急行、区間急行と奈良交通バス、葛城山ロープウェイを乗り継ぐと、1時間26分ほどで葛城山上駅に到着。
大手私鉄が直営する唯一の索道路線（ロープウェイ）で、山上の国民宿舎、食堂なども近鉄グループの金剛葛城観光開発が経営しています。

全長1.4kmと距離も長く、標高差は561mもあります。
葛城山ロープウェイで登った山上（葛城山上駅）が葛城高原。
一目百万本といわれるツツジの群生（例年5月中旬頃が見頃）、秋（9月下旬〜11月上旬）のススキと四季の変化が楽しめるロープウェイで、関西では御在所岳とともに冬（1月下旬）の樹氷は有名です。

大和葛城山自然ツツジ園近くには「国民宿舎葛城高原ロッジ」もあり、日帰り入浴（麦飯石の人工温泉）や奈良盆地を一望にしながらの昼食も可能（葛城山上駅からは徒歩15分ほどなのでハイキング程度の装備が必要）。

葛城山ロープウェイは、近鉄週末フリーパス、葛城高原ロッジ宿泊者割引もあり、活用できます。

葛城山

葛城山（かつらぎさん）は奈良県と大阪府の境に聳える標高958.6mの山。金剛山地では金剛山に次ぐ主峰格の山で、山頂部にはのびやかな葛城高原が広がり、キャンプ場や「国民宿舎葛城高原ロッジ」があり、宿泊、食事、キャンプなどが可能です。5月には山