春日山神社

春日山神社

新潟県上越市の春日山(謙信の居城・春日山城)の麓にあり、上杉謙信を祀るために建てられた神社が春日山神社。山形県米沢市の上杉神社から分霊し、明治34年に童話作家・小川未明(おがわみめい)の父親である旧高田藩士小川澄晴が創建。祭神は上杉謙信命。神社入口では上杉謙信の銅像が出迎えてくれます。

戦国時代、越後の名将・上杉謙信を祀る

創建にあたっては前島密(まえじまひそか)の支援もあったと伝えられますが、前島密は、越後国頸城郡下池部村(現在の新潟県上越市大字下池部)の出身。
春日山神社創建当時は、北越鉄道株式会社の社長だった時代です。

春日山神社の建つ地は謙信の居城だった春日山城の政所、老母屋敷のあった場所で、周辺には空堀や土塁などの遺構も残されています。
春日山神社近くの畑は、かつては家臣の屋敷が建ち並んでいたと推測できます。

点在する遺構をめぐる4つのモデルコースも用意され、カタクリの群生地やリスなども生息する自然のなかを、直江屋敷跡、毘沙門堂、本丸跡、景勝屋敷跡など所要1~2時間ほどで巡ることが可能。

境内には春日山神社記念館があり、上杉謙信軍旗「毘」(び)など謙信の遺品、「日本のアンデルセン」ともいわれた小川未明についての資料を展示。

春日山神社
名称 春日山神社/かすがやまじんじゃ
所在地 新潟県上越市中屋敷
関連HP 上越市公式ホームページ
電車・バスで トキ鉄・妙高はねうまライン春日山駅から徒歩40分
ドライブで 北陸自動車道上越ICから約7.7km
駐車場 40台/無料
問い合わせ 春日山神社 TEL:025-525-4614
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

春日山城

戦国の名将・上杉謙信が居城を構えた春日山。もとは越後守護・上杉氏の要害(ようがい)として南北朝時代の14世紀末に築かれ、守護代である長尾高景(ながおたかかげ)が住んだ鉢が峰城が前身。長尾為景、晴景、長尾景虎(上杉謙信)、上杉景勝と4代にわた

春日山林泉寺(上越市)

春日山林泉寺

新潟県上越市にある上杉謙信の祖父・長尾能景(ながおよしかげ)が、父・長尾重景(ながおしげかげ)の菩提を弔うため明応6年(1479年)に建立した寺が、春日山林泉寺。虎千代(上杉謙信の幼名)は7歳から14歳まで、林泉寺6代住職・天室光育(てんし

 

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