宝光寺

宝光寺

新潟県新発田市にある新発田藩主溝口家の菩提寺が、宝光寺。曹洞宗の宝光寺の前身は、新発田藩の藩祖・溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)が、丹羽長秀の与力時代に、大聖寺城下(現・加賀市大聖寺町)に開いた大麟寺。溝秀勝の新発田藩移封に伴い新発田に移転したもの。

新発田藩主・溝口家の菩提寺

新発田藩の藩祖・溝口秀勝は、尾張国中島郡西溝口村(現・愛知県稲沢市西溝口町)の出身で、幼少時から丹羽長秀に仕え、織田信長にその才を見出された武将。
大聖寺城の城主を経て新発田城主に。

寺は溝口秀勝の埋葬時に、浄見大居士という戒名から浄見寺と改名。
さらに宝永6年(1709年)、徳川綱吉の死去に伴い綱吉の院号である常憲院(じょうけんいん)と似るので宝光寺と改名しています。

弘化2年(1845年)再建の山門は新発田市の有形文化財。
4月には徳川家光寄進と伝わる枝垂れ桜(城東法窟の桜)も咲き、見事です。

境内にある淨見堂(じょうけんどう)は、開基四百回忌記念事業として平成21年に開館した宝物館。
歴代藩主肖像画12幅(新発田市の有形文化財)などを展示公開しています。

淨見堂、御霊屋(おたまや)、溝口家墓所の参拝は拝観料が必要です。

宝光寺
名称 宝光寺/ほうこうじ
所在地 新潟県新発田市諏訪町2-4-17
関連HP 宝光寺公式ホームページ
電車・バスで JR新発田駅から徒歩9分
ドライブで 日本海東北自動車道聖籠新発田ICから約5km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 宝光寺 TEL:0254-22-4376
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

新発田城

新発田藩10万石の政庁となった城で、新潟県内では唯一、江戸時代の遺構が現存しています。初代の新発田藩主・溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)が1598(慶長3)年に築城を開始、3代藩主・溝口宣直(みぞぐちのぶなお)の代の1654(承応3)年に完成し

 

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