上堰潟公園

新潟県新潟市西蒲区、角田山の麓に広がる26haの都市公園が、上堰潟公園（うわせきがたこうえん）。もともとは灌漑用の人造湖、上堰潟があった場所で、減反政策による干拓の中止によって、陸化した潟の掘削が行なわれ、治水対策と自然保護を目的に公園として公開された場所です。

8月下旬〜10月には『わらアートまつり』も開催

野鳥の池を中心にバードステーション、野鳥観察所、休憩所（ログハウス）、バーベキュー広場、ローラー滑り台、1周2kmの遊歩道、芝生広場、せせらぎ水路、複合遊具などが整備され、潟の景観が残されています。
晴れた日には、潟に角田山が映り「逆さ角田」も。
春の菜の花、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスとお花見を楽しむこともできます。

2kmほど北にあるラムサール条約に登録の佐潟（さかた）同様に、トモエガモ、ヒシクイ、オオハクチョウ、コハクチョウが飛来し、バードウォッチングにも絶好。

平成21年から武蔵野美術大学（東京都小平市）の学生と市民ボランティアとの協働制作による「わらアート」作品が公園内に設置され、SNSでも話題になっています。
例年8月下旬〜10月に『わらアートまつり』も開催。

上堰潟公園から車で5分ほどのところには、「滞在するワイナリー」がコンセプトの、カーブドッチがあるので、寄り道を。

カーブドッチ

新潟県新潟市西蒲区角田浜にある、ワイナリー、宿泊施設（オーベルジュ）、レストラン、カフェ、マルシェ、ワイン＆ブックラウンジなどの備わったワイナリーリゾートが、カーブドッチ。新潟の風土を表したワインは、「アルバリーニョ」、「どうぶつシリーズ」

佐潟

新潟新潟市西区にある新潟砂丘の砂丘湖のひとつが佐潟（さかた）。冬期に新潟市の福島潟、鳥屋野潟、阿賀野市の瓢湖とともにコハクチョウが飛来することでも知られています。ラムサール条約の登録湿地、日本の重要湿地500にも選定。湖畔には佐潟公園が整備