八海神社杉並木

八海神社杉並木

古くから山岳信仰で知られる霊峰、八海山の麓、城内口(登山口)に鎮座する八海神社。その八海神社参道の約440mにわたって生い茂る約256本の老木が八海山杉並木です。実はこの杉並木、もともとは実利的な理由で植えられたもの。天保7年(1836年)に起こった大旱魃の際、水源の涵養を目的とした涵養林として植えられたのだとか。

霊峰・八海山や住民を守るために植えられた杉並木

一の鳥居から二の鳥居までの参道沿いの杉並木は、天保7年(1836年)の大干魃(だいかんばつ)の際に旧城内24集落が藩主に陳情して水源涵養林造成のために植えられたもの。
新潟県の天然記念物に指定されています。

豊かな水をイメージする霊峰・八海山の麓ですが、水を大事にする努力は絶え間なく続いているというわけなのです。
現在幹回りは、最大で6.4mにも達し、八海神社のシンボル的存在ともなっています。

現在は、並行して車道がつくられ、杉並木は車の通行が禁止されています。

八海神社杉並木
名称八海神社杉並木/はっかいじんじゃすぎなみき
所在地新潟県南魚沼市山口454
関連HP南魚沼市公式ホームページ
電車・バスでJR六日町駅から八海山スキー場行バスで25分、中手原下車、徒歩3分
ドライブで関越自動車道六日町ICから約11km
駐車場10台/無料
問い合わせ八海会館 TEL:025-775-2693/FAX:025-775-2934
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
八海神社

八海神社

木曽御嶽信仰(きそおんたけしんこう)の霊山で、越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに越後三山の一座である八海山(はっかいさん)の山麓に鎮座する神社が八海神社(山口八海神社)。八海山への登拝口のひとつ南魚沼市山口の城内口に建ち、明治以前の神仏混淆の時代に

トミオカホワイト美術館

トミオカホワイト美術館

六日町市街から八海山ロープウェーへ向かう途中に建つ、高田(現・上越市)出身の洋画家・富岡惣一郎(とみおかそういちろう)の作品、約500点を収蔵展示する美術館がトミオカホワイト美術館。刀鍛冶に特注した長大ペインティングナイフで一度塗った油絵具

八海山ロープウェー

中の岳(標高2085m)、越後駒ヶ岳(標高2003m)とともに、越後三山のひとつに数えられる八海山(標高1779m)。花崗岩の岩峰が8つ(八ツ峰)あることからその名があるともいわれ、山岳信仰の山として古来より行者の修行場となっていた。4合目

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