節黒城跡展望台

新潟県十日町市、東に信濃川が流れる標高362mの尾根上に築かれた節黒城の城跡にあるのが、節黒城跡展望台（ふしぐろじょうせきてんぼうだい）。節黒城は、南北朝時代〜室町時代頃に築かれた山城で、物見櫓風の建物として復元された展望台からは魚沼三山、黒姫山、妙高山、苗場山を眺望。

中世の山城に築かれた物見櫓風の展望台

永正3年〜慶長3年は、上野氏の居城で、居館は東麓の長安寺付近にあったとされますが痕跡をとどめていません。
元町地区はかつて城下町のように栄えたと伝えられていますが、今は集落が東へ移ってのどかな田園が広がっています。

節黒城跡展望台までは車道も整備され、無雪期の4月下旬頃〜11月下旬頃なら、手軽に山城から大パノラマを堪能することができます。