アルプス平自然遊歩道

アルプス平自然遊歩道

長野県北安曇郡白馬村、白馬五竜テレキャビンからアルプス展望ペアリフトを乗り継ぎ、リフト終点から地蔵の頭(1673m)にある地蔵ケルン一帯を周遊する遊歩道がアルプス平自然遊歩道。地蔵の頭からは眼前に五竜岳、唐松岳・白馬三山、東に雨飾山や戸隠連峰、遠く浅間山を眺望します。

遠見尾根の突端、地蔵の頭を周回する展望歩道

地蔵の頭にある風切地蔵尊は、幕末の慶応3年(1867年)、山麓の飯森にある長谷寺(ちょうこくじ)の住職と里人が安置したもので、地蔵の頭という名の由来となっています。
アルプス展望ペアリフトを下りた地点から、地蔵の頭(地蔵ケルン/ケルンの中に地蔵尊安置)へは徒歩8分、地蔵の沼へは徒歩10分。

一周は内回りコースで30分、外回りコースで40分で、下山はリフトを使わず、リフト横の白馬五竜高山植物園を下る遊歩道を歩くプランがおすすめだ。
アルプス平自然遊歩道沿いには、初夏にはワタスゲ、ニッコウキスゲなどが咲き、白馬三山などを眺めて、豪快。

地蔵の頭から標高2007mの小遠見山へは登り1時間30分・下り1時間ほどですがが、雷など天候の急変に注意が必要(後立山連峰では夏山シーズン、午後に霧に包まれ、雷雨に合うことがあります/トレッキングの場合は、朝イチに白馬五竜テレキャビンの乗車がおすすめ)。
小遠見山へは、トレッキングの装備でチャレンジを。
地蔵の頭から小遠見山トレッキングコースに入り、84段、17段、34段、108段、35段、51段と連続する筋トレのような階段を登りきると見返坂(標高1740m)で、ここまでなら20分ほどの頑張りで到達できるので、晴れた夏山(できれば天気の安定した午前中)ならここまで登ればさらにワイドなパノラマが広がります。

小遠見山まで登れば、双耳峰の鹿島槍ヶ岳(2889.2m)を眼前に、日本で四番目の氷河認定を受けた鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓(カクネ里氷河)を眺めることが可能。

アルプス平自然遊歩道
アルプス平自然遊歩道
名称 アルプス平自然遊歩道/あるぷすだいらしぜんゆうほどう
所在地 長野県北安曇郡白馬村神城
関連HP 白馬五竜高山植物園公式ホームページ
電車・バスで JR神城駅から徒歩30分で白馬五竜テレキャビンとおみ駅、白馬五竜テレキャビンで8分
ドライブで 上信越自動車道長野ICから約42km。または、長野自動車道安曇野ICから約47km、白馬五竜テレキャビンで8分
駐車場 1500台/無料
問い合わせ 白馬五竜高山植物園 エスカルプラザ TEL:0261-75-2101/FAX:0261-75-2832
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
白馬五竜テレキャビン

白馬五竜テレキャビン

長野県北安曇郡白馬村、五龍岳から派生する遠見尾根にある、エイブル白馬五竜の山頂エリア・白馬五竜高山植物園へと登るゴンドラリフトが白馬五竜テレキャビン。エイブル白馬五竜スキー場のとおみゲレンデに架かっており、とおみ駅とアルプス平駅の間を8人乗

アルプス展望ペアリフト(アルプス第1ペアリフト)

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長野県北安曇郡白馬村、白馬五竜テレキャビンで上るアルプス平駅から白馬五竜高山植物園のなかを少し下るとアルプス展望ペアリフト(アルプス第1ペアリフト)乗り場があり、ここから白馬五竜高山植物園を横目に見ながらリフトに8分ほど揺られると、地蔵の頭

白馬五竜高山植物園

白馬五竜高山植物園

長野県北安曇郡白馬村、8人乗りゴンドラの白馬五竜テレキャビンに乗ってアルプス平駅に上がると、その一帯がアルプス平で、白馬五竜高山植物園があります。アルプス平駅で標高は1530m。高山植物の女王・コマクサなど300種以上の高山植物が植栽され、

 

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