専念寺石仏群

専念寺石仏群

長野県北安曇郡白馬村北城、JR大糸線・信濃森上駅の東、16世紀に落城した塩島城址近くにあるのが、専念寺石仏群。目の前を旧国道が通っていますが、塩島地区は鬼無里街道と千国街道が交わる交通の要衝だった地。小さなお堂の前に47基もの石仏が並んでいます。

鬼無里街道と千国街道が交わる塩島にある石仏群

専念寺石仏群

善光寺三尊(中尊の阿弥陀如来、両脇侍の観音菩薩・勢至菩薩の3体)、大黒天、庚申塔、馬頭観音などが並んで壮観。
戸隠、善光寺への参詣者などが行き交った往時の人々の信仰を今に伝えています。

白馬三山を借景とする山里の景観も秀逸で、知る人ぞ知るビューポイントになっています。

鬼無里への古道は、塩島地区から松川を渡り、野平集落から山越えとなりましたが、白馬村内では古道は崩落しており、通行不能です。

専念寺石仏群
名称 専念寺石仏群/せんねんじせきぶつぐん
所在地 長野県北安曇郡白馬村北城13033
電車・バスで JR信濃森上駅から徒歩10分
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約53km
駐車場 2台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

【歩かず眺める白馬・大町絶景BEST33】第23位は専念寺石仏群

取材班が白馬村・小谷村・大町市・池田町・松川村を縦横無尽に調べた結果、取材班が選んだ【白馬・大町歩かず眺める絶景BEST33】を選定。第23位は白馬村のまったく無名のスポットです。信玄と謙信の勢力争いの地、塩島城近くの絶景ポイント場所は、【

塩島城跡

塩島城

長野県白馬村、姫川に流れ込む白馬連峰を源とする松川の合流点の西側、標高713mの小高い丘が城山。南北に延びる尾根を中心に中世の山城、塩島城(しおじまじょう)の城跡となっています。築城時期は不明ですが、戦国時代には安曇野を支配した仁科氏(にし

姫川第二ダム

姫川第二ダム

長野県北安曇郡白馬村を流れる一級河川・姫川。その姫川を堰き止めた重力式コンクリートダムが、姫川第二ダム。明治時代に設立された地元の電力会社・安曇電気が姫川水系の発電事業の一環として建設を推進。昭和10年に姫川第二ダムと姫川第二発電所が建設さ

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ