長崎県壱岐市勝本町にある戸時代の壱岐の古民家が復元された歴史体感ミュージアムが壱岐風土記の丘。郷ノ浦港から国道382号を勝本方面へ車を走らせていると、古い民家が点在しているところがあり、これが壱岐風土記の丘。敷地内にある古民家は、江戸中期の壱岐島内の民家を移築復元したもの。
周辺の古墳群を巡る散策前に立ち寄りを
古民家園は、18世紀築の百姓武家屋敷(旧富岩家住宅/勝本町新城西触・壱岐商業高校近く)の主屋を平成元年に移築し、その周辺に隠居した老夫婦が暮らす「インキョ」、倉庫や作業場として使用する「ホンマヤ」、牛小屋の「ウシノマヤ」を復元したもの。
壱岐地方の農家は、主屋を中心に隠居棟、納屋、牛小屋などが一直線上に配置されるのが伝統的な洋式ですが、そうした壱岐特有の屋敷構えが再現されています。
古墳館も整備され、国の史跡「壱岐古墳群」(双六古墳・対馬塚古墳・兵瀬古墳・笹塚古墳・鬼の窟古墳・掛木古墳)を中心に、壱岐風土記の丘周辺の古墳を紹介。
展示室の中央には長崎県最大の前方後円墳である双六古墳(そうろくこふん)の築造の様子を再現した模型を展示しています。
一帯には壱岐風土記の丘の駐車場に隣接する掛木古墳を筆頭に、笹塚古墳、双六古墳、兵瀬古墳、鬼の窟古墳など、20余りの古墳群をはじめ、壱岐国分寺跡(壱岐島分寺跡)、中世の山城・生池城跡などがあり、散策コースをたどってこれらの史跡めぐりが楽しむことができます。
壱岐風土記の丘 | |
開催日時 | 大塚山古墳を除く、周辺の古墳、壱岐国分寺跡とリンクをお願いします |
名称 | 壱岐風土記の丘/いきふどきのおか |
所在地 | 長崎県壱岐市勝本町布気触 |
電車・バスで | 勝本港からタクシーで20分 |
ドライブで | 郷ノ浦港から約9km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 壱岐風土記の丘 TEL:0920-43-0809 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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