長崎県佐世保市吉井町を流れる佐々川本流に架る2連石造アーチ橋。皇居・二重橋をイメージして大正11年に架橋された優美な石橋です。橋長36.0mは、現役の石橋としては長崎県内最長。幅員6.4mは、馬車がすれ違える幅(6mを確保)となっています。国の登録有形文化財に指定。
大正11年に二重橋をモデルに架橋された石橋
初代の樋口橋は明治22年に架橋の土橋ですが、大正に入り腐朽したため、現存する2連石造アーチ橋が架けられています。
長崎県道40号(佐世保吉井松浦線)の橋で、気づかずに渡ってしまうこともありますが、
佐々川本流は、小石が水流で回転し、長い年月をかけ徐々に穴が大きく深くなったポットホール(pot hole=甌穴)で有名ですが、樋口橋から川を見下ろすと、ポットホールが確認できます。
樋口橋のすぐ上流には、松浦鉄道の鉄道橋で、昭和19年に架橋されたコンクリート造る・4連アーチ橋の吉井川橋梁があり、国の登録有形文化財に指定されています。
樋口橋 | |
名称 | 樋口橋/ひぐちばし |
所在地 | 長崎県佐世保市吉井町大渡・吉井町立石 |
電車・バスで | 松浦鉄道吉井駅から徒歩5分 |
ドライブで | 西九州自動車道佐々ICから約7km |
問い合わせ | 佐世保市観光課 TEL:0956-24-1111 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag