川内峠

川内峠

長崎県平戸市大野町、平戸島の高台にある30haもの草原が川内峠(かわちとうげ)。東に九十九島、北に玄海灘、遠く壱岐・対馬を眺望する川内峠展望台があり、平戸屈指のビューポイントになっています。防火と家畜用の牧草の育成、草原の保全を目的に、 毎年2月上旬に野焼きが行なわれています。

毎年2月上旬には野焼きが行なわれる

かつては茅葺き屋根(かやぶきやね)の葺き替えに欠かせない茅の産地だった川内峠。
農耕牛の放牧場にも使われ、麓の農家が連れてきた牛が日中、草原に放たれていました。

歌人の吉井勇は、川内峠に立って「山きよく 海うるわしとたたえつつ 旅人われや 平戸よくみむ」と詠み、峠の駐車場に歌碑が立てられています。 
今では茅の利用や放牧も行なわれていませんが、草原維持のため、地元の消防団が野焼きを行なっています。

川内峠
名称 川内峠/かわちとうげ
所在地 長崎県平戸市大野町
関連HP 平戸市公式ホームページ
ドライブで 平戸大橋から約5km
駐車場 あり
問い合わせ 平戸市観光課 TEL:0950-22-9140/FAX:0950-23-3399
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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