毎年8月15日、京都府舞鶴市小橋地区で『小橋の精霊船』(おばせのしょうらいぶね)が行なわれます。海嶠寺(かいきょうじ)に祀られた施餓鬼法要の旗やお供物、家々の門に設けられたお供物が、子供たちなどの手で竹と藁(わら)で作った精霊船に積み込まれ、沖に流されます。京都府の無形民俗文化財に指定。
西方浄土に戻る先祖の霊を見送る儀式
精霊船はお盆に里へと帰ったご先祖が精霊が盆の終わる8月15日、再び西方浄土に帰られる送り舟。
お迎えは家ごとですが、お帰りは集落全部の精霊が一緒に乗って帰るというわけなのです。
海嶠寺での施餓鬼法要の後、小橋海岸で2枚の帆と色とりどりの吹き流しを立てた全長5m〜10mほどの精霊船を海に送り出します。
小橋の精霊船|舞鶴市 | |
開催日時 | 毎年8月15日 |
所在地 | 京都府舞鶴市小橋 |
場所 | 小橋海岸 |
電車・バスで | JR舞鶴線東舞鶴駅から京都交通バスで38分、小橋下車。または、東舞鶴駅からタクシーで30分 |
ドライブで | 舞鶴若狭自動車道舞鶴東ICから約17km |
問い合わせ | 舞鶴観光協会 TEL:0773-75-8600 |
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