富士山大絶景の「大淵笹場の茶園」、秋は撮影のチャンス！

静岡県富士市の大淵（おおぶち）地区にある茶園は、茶畑越し、圧倒的な迫力で富士山をフレームに収める絶景の地。それでいて東名高速道路富士IC、新東名高速道路新富士ICから10分ほどで到達できるというロケーションで、カメラマン、絶景好きには人気のスポットです。空気が澄んで、フジビューが期待できる秋は撮影のチャンスです。

10月〜12月には茶の花も開花

カメラマンで賑わうのは残雪の富士と新緑の茶畑という組み合わせの5月、茶摘みの時季ですが、実は安定して富士山が姿を表し、観光的にもおすすめのシーズンは秋。
茶の生産者の邪魔にもさほどならない秋は、茶も花をつけ、魅力的です。

茶の花は俳句では立冬（11月7日頃）から大雪（12月7日頃）の季語ですが、静岡県内で花が咲くのは10月〜12月頃（地域よって異なります）。

これまで4軒の農家が茶の生産を行なってきましたが、老齢化で茶畑の維持ができなくなりつつあったため、笹場のある大淵2丁目地区の有志が結集し、「大淵二丁目ささば景観保存会」を設立。
平成30年度、大淵笹場は静岡県が推進する「美しい中山間地域でつながる推進事業」の対象地域に選定され、景観の保全と活用が行なわれています。

大淵笹場の茶園は、カーナビには旧藤田邸（所在地：静岡県富士市大淵1516）を設定、さらに300mほど林間の車道を上った先に駐車場が整備されています（林間の車道入口に表示があります）。

茶畑に入らないなど、マナーを守って見学、撮影を。