岡山県立美術館

岡山県立美術館

岡山県岡山市北区にある岡山県ゆかりの美術品を収集・展示するミュージアムが岡山県立美術館。花崗岩の岡山産万成石(まんなりいし)と有田焼を配したモダンな外観は、岡山城をイメージしたもの。館内では、雪舟、宮本武蔵の水墨画、洋画家の国吉康雄、文人画の浦上玉堂など、岡山ゆかりの芸術家の書画、絵画を収蔵展示しています。

雪舟、宮本武蔵など岡山県ゆかりの作品を収蔵

「郷土に親しみ 美を慈しむ」をテーマに、昭和63年3月18日に開館した美術館。
「岡山の美術展」(収蔵品展示)では、古書画・日本画は毎月、洋画・工芸は3ヶ月ごとに展示を入れ替え、あわせて、年数回の特別展も開催しています。

中国・宋末元初の画僧・玉澗(ぎょくかん)の『廬山図』、中国・南宋時代の画僧・牧谿(もっけい)の『老子図』、備中赤浜(現・総社市)生まれの雪舟等楊『山水図(倣玉澗』は、国の重要文化財に指定されています。

宮本武蔵『枯木翡翠図』(『布袋竹雀枯木翡翠図』)、浦上玉堂『山澗読易図』、岡本豊彦『林和靖図』、坂田一男『キュビスム的人物像』、国吉康雄『夜明けが来る』、原田直次郎『風景』など、日本画、洋画のコレクションが充実。

作品の鑑賞後には、眺めのいいミュージアムカフェ「ちゃい夢」でひと息つくことができます。

併設のミュージアムショップ「KENBI CIFAKA(ケンビシファカ)」では、オリジナルのお香やコースターなども販売。

美術館の建つのは天神山地区。
岡山にはかつて天神山、石山、岡山の3つの丘陵があり、天神山に天満天神、石山に石山大明神、岡山に下明神(酒折明神)が祀られていました。

岡山の中心部には岡山県立美術館のほか、夢二郷土美術館本館、岡山県立博物館、林原美術館、岡山市立オリエント美術館、岡山県天神山文化プラザもあって「岡山カルチャーゾーン」と呼ばれています。

岡山県立美術館
名称 岡山県立美術館/おかやまけんりつびじゅつかん
所在地 岡山県岡山市北区天神町8-48
関連HP 岡山県立美術館
電車・バスで JR岡山駅から徒歩18分。または、岡山電気軌道(路面電車)東山線で5分、城下駅下車、徒歩3分
ドライブで 山陽自動車道岡山ICから約8km
駐車場 美術館地下駐車場(38台/無料)
問い合わせ 岡山県立美術館 TEL:086-225-4800/FAX:086-224-0648
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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