中世夢が原

吉備高原の最南端、岡山県井原市美星町（びせいちょう）にある歴史公園が、中世夢が原。吉備高原の一帯にあっただろう中世の「むら」を、歴史資料に基づき忠実に再現した施設。園内にはむらの入口には辻堂、物売りの声が聞こえる三斎市、頂の山城、山裾には武士の屋敷や城主が暮らした「館」などを復元しています。

中世、吉備高原の「むら」を忠実に復元

中世の山城と、城下の賑わい、そして農家の暮らしを再現した観光施設が中世夢が原。
復元された農家では、生活用具や農具が展示されているだけでなく、当時の装束を身につけたスタッフが藁仕事（わらしごと）や藍染め（あいぞめ）などを実演しています。

餅つきやコマまわしなど、昔の遊びや生活を体験することも可能で、中世の暮らしにタイムスリップが可能。
また園内を一望する小高い丘には物見櫓（星の丸城）も建ち、ここから城下を眺めれば気分はまさに中世の城主。

こんな環境を映画や時代劇のスタッフが見逃すはずもなく、平成15年放送のNHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』や、平成17年公開の映画『あずみ2 Death or Love』、平成29年公開の映画『たたら侍』、令和元年放送のNHK BSプレミアム『八つ墓村』などのロケ地にもなっています。