岡山県倉敷市と玉野市の境にある太平洋に臨む王子が岳、新割山一帯は、花崗岩の巨石が山頂部に累々と連なる奇観で知られる地。瀬戸内海に落ちる断崖にへばりつくように巨石があり、巨石ファンならずとも心躍る光景です。なかでも人気なのが「笑う岩」ともいわれるにこにこ岩。この岩を眺めればまさにニコニコに。
海に向かって鎮座する巨岩がニコニコ笑う!
地質的には、8000万年前の白亜紀後期に、マグマが地下10km付近でゆっくり固まってできた花崗岩で、六甲山、鈴鹿山脈の御在所岳などと同じ領家帯に属しています。
そんな王子ヶ岳山頂の奇岩群でもっともユニークなのがにこにこ岩。
王子が岳パークセンターから東の矢出山・渋川港方面へのハイキングコースを15分ほど歩けばにこにこ岩です。
瀬戸内海に向かってニコニコと笑うモアイ像のような巨岩は、インスタ映えするとして、写真の被写体としても大人気です。
ホールサムインせとうちバス停から王子が岳パークセンターへと登る登山コース途中には修験道の修行の場や、仏画も残り、かつて修験の地だったことがわかります。
王子が岳・にこにこ岩 | |
名称 | 王子が岳・にこにこ岩/おうじがたけ・にこにこいわ |
所在地 | 岡山県玉野市渋川・倉敷市児島唐琴町 |
関連HP | 倉敷市公式観光サイト 玉野市公式ホームページ |
電車・バスで | JR宇野駅からタクシーで20分 |
ドライブで | 瀬戸中央自動車道児島ICから約11km |
駐車場 | 210台/無料 |
問い合わせ | 玉野市商工観光課 TEL:0863-33-5005/FAX:0863-33-5001 倉敷市観光課 TEL:086-426-3411/FAX:086-421-0107 |
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