伯耆国(鳥取県)との国境にある四十曲峠(しじゅうまがりとうげ)を越える直前、出雲街道の新庄宿のメインストリートに明治39年、日露戦争の戦勝を記念して植えられた桜が、がいせん桜。現在、5.5m間隔に132本の桜があり、脇に防火対策の水路が設けられ、コイが泳いでいます。「日本の音風景百選」、「日本のかおり風景百選」に選定。
宿場町に日露戦争の戦勝を記念して植えられた桜
宿場には脇本陣木代邸(きしろてい)も現存し、街道時代の雰囲気を色濃く残しています。
ドライブの場合は、道の駅メルヘンの里新庄(岡山県新庄村)に車を入れ、宝田橋を渡って散策を。
『がいせん桜まつり』は岡山県下最後の桜まつりで、例年4月中旬の日曜に開催されています。
新庄宿は街道一の難所、四十曲峠の山麓に位置し、松江藩など山陰の大名の参勤交代の往来で賑わった。出雲街道の美作七宿は、出雲のたたら製鉄で産する鉄を運ぶルートとして繁栄した。
ちなみに新庄川の川沿いの道は「しだれ桜通り」と通称されています。
がいせん桜 | |
名称 | がいせん桜/がいせんざくら |
所在地 | 岡山県真庭郡新庄村 |
関連HP | 新庄村ホームページ |
ドライブで | 米子自動車道蒜山ICから約15km |
駐車場 | 道の駅メルヘンの里新庄駐車場(42台/無料)、桜まつり期間は専用駐車場(有料)を設置 |
問い合わせ | 新庄村役場産業建設課TEL:0867-56-2626 |
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