神庭の鬼の穴

神庭の鬼の穴

岡山県真庭市神庭、岡山県道201号(神庭滝線)の終点から、玉垂の滝を経て「日本の滝百選」選定・神庭の滝(かんばのたき)に向かう途中にある洞窟が、神庭の鬼の穴。尾根を隔て3kmほど西、国道181号に面した神代の鬼の穴と繋がっているという伝説があります。

「日本の滝百選」神庭の滝近くにある、穴場の洞窟

神庭の滝の遊歩道中にある鍾乳洞で、神庭の滝自然公園の入園料が必要。
入口の駐車場から200mほど、料金所の先で、左の山側に入る登山道があり、途中までは階段ですが、その先で鎖場に。
かなり険しい山道を進むと(200m、往復30分〜40分ほど)、神庭の鬼の穴に到着。

センサー式で、照明が20分間ほど点灯する仕組みですが、念のため、懐中電灯の持参を。
奥行きは75mで、入口の高さは8m、幅1.5m。
洞内にはこの穴で発見されたオニメクラチビゴミムシが生息。

「鬼の穴」は岡山県央地方で鍾乳洞を意味する言葉で、鬼の根城を連想してのネーミングです。
真庭市神庭から神代にかけは石灰岩地帯(カルスト)で、鍾乳洞が各所に。

神庭の鬼の穴
名称 神庭の鬼の穴/かんばのおにのあな
所在地 岡山県真庭市神庭
電車・バスで JR中国勝山駅からタクシーで15分
ドライブで 米子自動車道久世ICから約15km
駐車場 あり/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
備中鐘乳穴

備中鐘乳穴

岡山県真庭市の吉備高原北端にある鍾乳洞が備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)。総延長約800mのうち、約300mが観光洞として公開されています。文献に残る鍾乳洞としては日本最古で、備中国から年60斤の鍾乳石を朝廷への貢ぎ物として差し出したとい

神代の鬼の穴

岡山県真庭市神代、国道181号沿いにある鍾乳洞が、神代の鬼の穴(こうじろのおにのあな)。3kmほど離れた「日本の滝百選」・神庭の滝近くにある神庭の鬼の穴と通じているという伝説の穴で、国道脇にあるため手軽に探勝できます。洞内には戊辰戦争時、西

夏は涼しい洞窟探検! 中国地方おすすめ鍾乳洞9洞

夏は涼しい洞窟探検! 中国地方おすすめ鍾乳洞9洞

中国地方の鍾乳洞は秋吉台の秋芳洞を筆頭に、山口県(秋吉台)、岡山県の新見市、真庭市のカルスト地帯、そして広島県の帝釈峡(たいしゃくきょう)を生みだしたカルスト台地に観光的に入洞できる鍾乳洞があります。探勝時間が30分を超えるような鍾乳洞には

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ