沖縄県宮古島市、12haという広大な園内にブーゲンビリア、トックリヤシやガジュマルなど亜熱帯の特有の草花や樹木が、1600種7万本以上生い茂っている沖縄県最大の熱帯植物園が、宮古島市熱帯植物園。園内は野鳥が飛び交い、蝶が舞うパラダイスで、熱帯樹の生い茂るジャングルでは森林浴も可能です。
沖縄県随一の熱帯植物園は、入園無料!
戦前はリュウキュウマツの老木密林地域で、沖縄戦の際に日本軍が陣地を築いたため松の大半は伐採され不良林地に。
昭和42年から沖縄各島に原生する植物を集め、本土、ハワイ、台湾、東南アジアの各種植物園と提携し数多くの樹苗を導入して植栽が行なわれ、1600種4000本と、今では沖縄随一の熱帯植物園に成長しています。
しかも年中無休で、入園無料なので、宮古島を訪れたなら、ぜひ立ち寄りたい場所です。
宮古島市総合博物館を結ぶミュージアムコース(1km)など、散策ルートも用意され、400m続くデイゴ並木(4月から5月にかけ満開になる)は記念撮影に絶好の場所。
ちなみに、宮古島市熱帯植物園内には海軍第313設営隊が構築した地下壕群が地下には張り巡らされ、なかには総延長500mにも及ぶ地下壕もあり、宮古島で最長の壕となっています(宮古島市熱帯植物園から沖縄県立宮古青少年の家にかけての丘陵には、34ヶ所の壕口があります)。
不用意に壕内に入るのは危険なので、壕口の見学に留めるのが無難。
宮古島市熱帯植物園 | |
名称 | 宮古島市熱帯植物園/みやこじましねったいしょくぶつえん |
所在地 | 沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1166-286 |
関連HP | 宮古島市熱帯植物園公式ホームページ |
電車・バスで | 宮古空港、平良港からタクシーで8分 |
ドライブで | 宮古空港から約4km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 宮古島市農林水産部みどり推進課 TEL:0980-72-9784 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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