那覇うみそらトンネル

沖縄県那覇市若狭と那覇空港を結ぶ全長1140mの海底トンネルが、那覇うみそらトンネル。海底トンネルとしては沖縄県初で、国道58号のバイパス・那覇西道路の一部。自動車専用道路で、125cc以下の自動二輪、原動機付自転車、ミニカーなどは通行禁止。また全線駐停車禁止となっています。

函を8個海底に並べた沈埋トンネル

国道58号の慢性的な交通渋滞緩和の解消を目指す西海岸道路の那覇港側と空港を結ぶ区間の海底トンネルで、平成23年8月28日に開通。
海底トンネルというものの、海底の岩盤を掘削する方法ではなく、コンクリート製の函（はこ）を8個沈め、それを繋ぎ合わせていく方法（沈埋トンネル）がとられています。
コンクリート製の函は、全長 90m～92m、幅36.9m、高さ8.7mで、重さはなんと2万7000t。
全周二重鋼殻の間に高流動コンクリートを打設したフルサンドイッチ構造で、鋼殻部は造船ドックなどの工場で製作されています。

那覇うみそらトンネルは国道58号のバイパスなので、当然国道ですが、本州と九州を結ぶ関門国道トンネル（国道2号）のような人道トンネルは設置されていません。

那覇うみそらトンネル
名称	那覇うみそらトンネル／なはうみそらとんねる
所在地	沖縄県那覇市西〜鏡水

ドライブで	那覇空港から約500m
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