沖縄県八重山郡竹富町、西表島の南部を流れる二級河川が、仲間川(なかまがわ)。仲間川河口北岸、仲間橋の北詰にあるのが大富集落で、集落から仲間川沿いに延びる道路を走ると畑の終わる地に六角形の展望台が建っている。これが知る人ぞ知る大富休憩所です。
日本一のマングローブ林を一望に
大富休憩所は、一見すると畑の脇の東屋ですが、東屋部分に上がると西側に仲間川天然保護区に指定された日本一のマングローブ林を一望に。
大富は大宜味村(おおぎんみそ)と竹富島の合成語。
琉球王府時代にはこの地に仲間村がありましたが、マラリアの流行で明治時代に廃村になり、戦後、琉球政府(アメリカ占領下)が改めて入植者を募集したところ、竹富島や沖縄本島北部の国頭郡大宜味村から入植者が入ったため、大富集落が誕生したのです。
集落には西表島で最初に開業した宿泊施設「竹盛旅館」、西表島唯一の共同売店である「大富共同組合売店」もあります。
大富休憩所 | |
名称 | 大富休憩所/おおとみきゅうけいじょ |
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町南風見仲 |
ドライブで | 大原港から約3.5km |
問い合わせ | 竹富町観光協会 TEL:0980-82-5445 |
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