大阪市住之江区、アジア太平洋トレードセンター(ATC)のある北埠頭先端にある大阪港の港湾施設として設置された、人工干潟と緑地で構成される野鳥のための聖域(サンクチュアリー)が大阪南港野鳥園。古くは住吉浦と呼ばれ野鳥の楽園だった地に、人工的に造られた野鳥の聖域で、シギやチドリ、ガンカモ類が飛来します。
大阪市港湾局が運営する野鳥の楽園
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昭和58年に開園した大阪南港野鳥園。
大阪南港(住吉浦)の埋め立ては明治39年に木津川河口沖から始まり(当初は農業用地でした)、現在の大阪南港野鳥園一帯は水深数メートルの海でした。
現在も海側には防潮堤がありますが、導水管によって海水が導水され、自然の潮の干満により干潟が形成されるようになっています(淡水の供給源は雨以外にありません)。
面積19.3haのうち、湿地部12.8ha、緑地部が6.5haで、湿地と干潟が大半。
園内には北池、西池、南池という3つの池と湿地、干潟で構成され、南池は淡水に海水の混じった汽水で淡水湿地が発達。
西・北池は海水の出入りがあり、塩性の湿地があり、干潮時には干潟になる仕組み。
干潟に近い北観察所、南池に臨む南観察所、西池、北池に囲まれた干潟やヨシ原を眼前にするガラス張りの展望塔があり双眼鏡のレンタルも行なっています。
カイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、ヒヨドリ、ムクドリ、バン、ウミネコ、イソシギ、ヒバリ、ハクセキレイ、セッカなどは通年観察可能。
展望塔からは六甲山、明石大橋から淡路島まで大阪湾を一望にします。
駐車場近くにはさえずりの丘、はばたきの丘もあり、のんびりすることができます。
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名称 | 大阪南港野鳥園/おおさかなんこうやちょうえん |
所在地 | 大阪府大阪市住之江区南港北3-5-30 |
関連HP | 大阪南港野鳥園公式ホームページ |
電車・バスで | OTSニュートラムテクノポート線トレードセンター前駅から徒歩15分 |
ドライブで | 阪神高速5号湾岸線南港北出口から約6km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 06 6613 5556 06 6613 5559 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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