道明寺天満宮・梅園

大阪府藤井寺市道明寺1丁目、1月25日の初天神の『うそかえ祭』でも知られる道明寺天満宮。社殿の裏側は梅園で、80種800本の梅が植栽され、例年1月上旬に咲き始め、3月上旬〜中旬まで梅の香りに包まれます。大阪みどりの百選にも選定。見頃の2月上旬〜3月中旬には『梅まつり』も開催。

道明寺天満宮は菅原道真の祖、土師氏の氏神

1万坪の境内に紅梅、白梅80種800本が咲く梅園。
『梅まつり』期間中のみ入園料が必要となりますが、『盆梅展』などの行事や、狂言、琴・尺八演奏などの奉納行事が行なわれています。

道明寺天満宮は、道明寺とともに古墳時代に埴輪を焼成した土師氏（はじし）の氏神（もともとは土師神社）、氏寺（土師寺）として成立した歴史ある社。
菅原道真も土師氏の流れということで、菅原道真も時々この寺を訪れ、昌泰4年（901年）、大宰府に左遷される途中にも立ち寄って、覚寿尼（かくじゅに＝菅原道真の叔母、真言宗の尼寺である土師寺に居住）との別れを惜しんでいます。
天暦元年（947年）、土師神社境内に菅原道真を祭神とする天満宮となったもので、道真遺愛の品と伝える銀装革帯（ぎんそうかくたい）、青白磁円硯（せいはくじえんけん）、伯牙弾琴鏡（はくがだんきんきょう）など6品が神宝で、国宝。

道明寺天満宮

大阪府藤井寺市にある道明寺天満宮は、古代に土師氏（はじし）が祖神の天穂日命を祀ったことに始まる古社。仏教伝来後、聖徳太子の発願で土師寺（はじでら）も創建されたと伝えられ、菅原道真の伯母・覚寿尼（かくじゅに）が土師寺の住持となったのが天満宮と

道明寺天満宮梅まつり｜2024

2024年2月8日（木）～3月12日（火）、大阪府藤井寺市道明寺の道明寺天満宮で『梅まつり』を開催。本殿裏の梅園1万坪に紅白80種800本の梅を植栽、『梅まつり』期間中は拝観が有料になり、国宝に指定される菅原道真ゆかりの遺品（伝菅公遺品）が