大分県日田市、天ヶ瀬温泉街の外れにある落差25m、幅15mの滝が、桜滝。慈恩の滝、観音の滝と合わせて天瀬三瀑(天瀬の三瀑)のひとつ。五馬高原に源を発し、玖珠川に合流する合楽川にかかる滝で、しぶきが桜のように舞うことが名の由来で、優美な姿は大分県一美しいともいわれています。
天ヶ瀬温泉街の外れにある美しい秘瀑
享和3年(1803年)に完成した地誌『豊後国誌』にも「砕け散ること花の如く、流下することスダレの如し」と記され、江戸時代から文人墨客に愛された滝です。
9万年前の阿蘇山の大噴火に伴う火砕流(破滅的噴火で、火砕流が九州のほぼ全域を覆い尽くしています)が、冷えて溶結凝灰岩となった崖に懸る滝。
JR久大本線・天ヶ瀬駅から徒歩10分ほどの場所に位置し、きれいに整備された遊歩道が通じています。
美しい滝ながら、全国的にも希少な「駅裏の滝」。
TBSテレビ『マツコの知らない世界』(平成31年4月19日放送)で、「楽して行ける秘境の滝」の全国ランキング第1位として紹介され、再注目されています。
すぐ脇に建つ「山荘天水」の露天風呂「滝観庵」からも眺望でき、日帰り入浴も可能。
桜滝 | |
名称 | 桜滝/さくらたき |
所在地 | 大分県日田市天瀬町合楽川 |
関連HP | 日田市観光協会天瀬支部公式ホームページ |
電車・バスで | JR天ヶ瀬駅から徒歩10分 |
ドライブで | 大分自動車道天瀬高津ICから約10km |
駐車場 | 市営桜滝駐車場(20台/無料) |
問い合わせ | 日田市観光協会天瀬支部 TEL:0973-57-2166 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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