海上保安庁の保存灯台Aランクで九州にあるのは、ブラントン設計の部埼灯台(福岡県)、日本第二の塔高を誇る水ノ子島灯台(大分県)、日本最古のコンクリート造り灯台の鞍埼灯台(宮崎県)の3ヶ所。そのうち、水ノ子島灯台は豊後水道の中央に位置する無人島に建つため、見学は困難です。
部埼灯台|福岡県
所在地:福岡県北九州市門司区白野江
初点灯:明治5年1月22日/「灯台の父」ブラントンの設計
内容:大坂条約で設置を約束した5灯台のひとつ
関門航路の東端を守る灯台として今も現役
花崗岩による石造灯台ですが、白色に塗装されています
備考:国の重要文化財、日本の灯台50選
水ノ子島灯台|大分県
所在地:大分県佐伯市鶴見大島水の子2-1559
初点灯:明治37年3月20日
内容:灯塔は、内側に煉瓦を積み、その外側に徳山産の花崗岩を装石積みに
塔高39.25mは、離島の灯台としては日本一、石造の灯台としては島根県の出雲日御碕灯台に次いで日本で2番目の高さを誇る
備考:日本の灯台50選、経済産業省の近代化産業遺産に認定
鞍埼灯台|宮崎県
所在地:宮崎県南那珂郡南郷町
初点灯:明治17年8月15日
内容:目井津港沖3kmに位置する大島(日向大島)に建つ日本最古のコンクリート造り灯台
全国23灯台あるAランク灯台のうち、最南に位置
備考:国の登録有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産
海上保安庁の保存灯台Aランク 九州3灯台 | |
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