奥武蔵自然歩道

奥武蔵自然歩道

埼玉県飯能市・日高市入間郡毛呂山町、天覧山と鎌北湖を結び、奥武蔵のなだらかな丘陵地帯を歩く、全長11kmのハイキングコースが、奥武蔵自然歩道。四季を通してファミリーでも楽しく歩くことができます。全コースを歩くと所要6時間で、西武池袋線の飯能駅を起点にするのが一般的。

奥武蔵のなだらかな丘陵を歩く自然観察路

途中には高麗峠(こまとうげ)、レンゲや彼岸花のシーズンは最高に美しい巾着田(ドレミファ橋を渡ります)、日和田山、物見山、北向地蔵などがあり変化に富んだハイキングを楽しむことができます。
杉・ヒノキ林、奥武蔵らしい雑木林を抜けると田園風景といった景観も実にのどか。

鎌北湖は世界恐慌の対策として行われた公共事業(日本版ニューディール政策)のひとつ。
鎌北湖へはのみ毛呂山町コミュニティバスのゆず号1コースが運行されていますが(運転日に注意が必要)、通常の路線バスだと終点の鎌北湖の最寄りバス停は毛呂山総合公園入口。

東毛呂駅から路線バスの便がありますが、毛呂山総合公園入口バス停までは徒歩で30分ほどかかるため、行程6時間30分というロングコースに。
途中の巾着田でエスケープし、西武池袋線高麗駅(徒歩15分)に出るプランもおすすめです。

奥武蔵自然歩道
名称 奥武蔵自然歩道/おくむさししぜんほどう
所在地 埼玉県飯能市・日高市・入間郡毛呂山町
関連HP 埼玉県公式ホームページ
駐車場 鎌北湖駐車場・飯能市市民会館駐車場など
問い合わせ 埼玉県環境部 みどり自然課 TEL:048-830-3156/FAX:048-830-4775
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高麗の里・巾着田

高麗川が蛇行し巾着(きんちゃく)の形になっているから名付けられたのが巾着田。直径500m、広さ22haの平地で、昔は水田として使われていました。現在は高麗の里(こまのさと)として園地化され、春のレンゲと桜、初夏のハナショウブ、秋のコスモスな

ドレミファ橋

ドレミファ橋

埼玉県日高市の巾着田を形成して大きく蛇行して流れる高麗川(こまがわ)に架る歩行者専用の潜水橋(沈下橋)がドレミファ橋。現在の橋は「彩の国みどりの基金」を使い平成22年9月に完成した木橋で、高麗丘陵のハイキングにも活用できる橋となっています(

天覧山

奥武蔵山塊の東端、飯能市を見下ろす展望台が天覧山。標高はわずかに197mで、天覧山下の交差点から20分ほどで登ることができますが、入間川が平野部へと流れ出る脇にあるため展望は東京都心まで遠望するほどの絶景。その名は、明治16年4月に山麓で行

日和田山

高麗(こま)の巾着田(きんちゃくだ)を見渡す展望台ともなるのが標高305.1mの日和田山。奥武蔵自然公園の中心に位置し、手頃なハイキングの地として人気があります。巾着田から1時間ほどで到達でき、山頂には金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)が祀ら

鎌北湖

農業用貯水池として昭和10年に完成した人造湖(中心刃金式土堰堤)が毛呂山町の鎌北湖。旧山根、毛呂、川角、大家、入西の5村は毎年水不足に悩まされていましたが、世界恐慌対策の公共事業として大谷木川の渓流を堰き止め溜池を造成。完成当初は山根村の溜

物見山

物見山

埼玉県日高市と毛呂山町との境にある山が、物見山。奥武蔵ハイキングコース途中の山で、山頂には375.3mの一等三角点が置かれていますが、現在のところ展望はあまり開けません。南の西武池袋線高麗駅から日和田山を経由するコースが一般的で、北側の宿谷

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ