埼玉県行田市、行田の足袋産業全盛期を象徴する店蔵のひとつが時田蔵。明治36年築と大正初期頃建設の2棟の土蔵造りの足袋蔵で、外観のみ見学可能。行田では珍しい表通りに面した袖蔵形式の土蔵で、日本遺産「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」の構成資産にもなっています。
「かるた足袋」で知られる時田啓左衛門商店の蔵
かるたの絵柄を使った「かるた足袋」、さらに「さくら都足袋」、「神武足袋」の商標で知られる時田啓左衛門商店の蔵で、通りに面した板張りの蔵は、大正初期頃の築と推測されています。
左側に並ぶ和洋折衷住宅は昭和15年〜16年の建築。
時田蔵は製造された足袋を保管する保管庫です。
明治28年創業という老舗の時田啓左衛門商店は、足袋産業の衰退を背景に、昭和33年頃に足袋の販売・製造を断念。
当主は現在、コンビニエンスストアを営んでいます。
時田蔵 | |
名称 | 時田蔵/ときたぐら |
所在地 | 埼玉県行田市忍2-5-25 |
電車・バスで | 秩父鉄道行田市駅から徒歩5分 |
ドライブで | 関越自動車道花園ICから約24km |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag