男衾駅

男衾駅

埼玉県大里郡寄居町にある東武東上線の駅が、男衾駅(おぶすまえき)。大正14年7月10日、男衾村の玄関駅として開業。平成28年7月16日に駅舎の移設工事が完成し(レトロな旧駅舎は破却)、東西自由通路が誕生しています。埼玉県はもちろん、関東を代表する難読駅名になっています。

古代から近世の郡名が、難読駅名として現存!

男衾村(おぶすまむら)は、明治22年4月1日の町村制施行で、富田村、赤浜村、牟礼村、今市村、西古里村、鷹巣村が合併し男衾郡(おぶすまぐん)男衾村が誕生。
男衾郡は、奈良時代、律令制の始まりとともに武蔵国の郡となった歴史ある地名です。
つまり、駅名としては寄居町に残るのみですが、奈良・平安時代から江戸時代末まで、寄居・深谷・熊谷・比企郡域の町村を含む郡名として使われていました(中世以降たびたび、範囲は変動しています)。

衾(ふすま・きん)は寝具を意味し、掛け布団のこと。
新天皇が即位する際、『日本書紀』に記される天孫降臨神話と大嘗祭・即位式を結びつけた「真床男衾(まとこおふふすま・真床覆衾)之儀」と呼ぶ儀式が行なわれていますが、奈良時代に儀式に使われる寝具を、納めていたのかもしれません。
正倉院には男衾郡から納入された麻布が収納されています。

男衾駅
名称 男衾駅/おぶすまえき
所在地 埼玉県大里郡寄居町富田1792-1
関連HP 東武鉄道公式ホームページ
問い合わせ 男衾駅 TEL:048-582-0885
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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