2024年10月12日(土)〜10月13日(日)、長野市松代町で『第69回松代藩真田十万石祭り』を開催。松代藩真田家10代、250余年におよぶ善政をたたえる秋まつり。祭りのみどろこは、総勢250人余りが松代の城下町をにぎやかに練り歩く「松代藩真田家十万石行列」です。俳優・田中健が松代藩士・佐久間象山役で十万石行列に参列。
秋の土日に松代城がイベント会場に
10月12日(土)〜10月13日(日)には、松代城二の丸ステージ(雨天は松代文化ホール)で、『童謡の響くまち音楽祭』を開催。
10月13日(日)がメインイベントで、松代城跡で「出陣式」(11:40~12:00)、「真田鉄砲隊演武」(出陣セレモニー)に続き、「松代藩真田家十万石行列」(13:00〜)となります。
2024年の行列のテーマは、『戦国時代を生き抜いた真田一族、川中島合戦いざ出陣!』。
2024年の真田まつりは、『川中島古戦場まつり』と連携して同日開催とし、真田一族とも縁の深い川中島合戦をテーマに取り入れ、馬9頭・総勢200名を超える絢爛豪華な行列が松代城より町内を練り歩きます。
10月13日(日)には松代城二の丸広場で「松代&千曲『あんずマルシェ』」を開催。
「松代藩真田家十万石行列」は、勢獅子、戦国武将あこがれ隊 、先導隊に続いて上杉謙信隊、武田信玄隊、山本勘助隊と続き、真田幸隆隊、真田昌幸隊、武田信繁(幸村)隊、先払い隊、槍振り隊、真田信之隊、小松殿隊、まん姫・まさ姫・あぐり姫隊、松代甲冑隊という隊列です。
『真田丸』『真田太平記』真田信之ゆかりの松代藩
10万石と信濃国内の藩では最高の石高を誇った松代藩。初期には松平忠昌、酒井忠勝と徳川家の家臣団が城主を務めた松代藩ですが、1622年(元和8年)に信濃国上田藩より真田信之が13万石で入封。3代幸道の相続時に分地の沼田領3万石が独立し、以降松代10万石として明治維新まで真田家の治世が続いています。
8代の真田幸貫(さなだゆきつら)は、寛政の改革で知られる松平定信の子で徳川幕府の老中も務めています。
ちなみに初代松代藩真田家の真田信之は、NHK大河ドラマ『真田丸』では大泉洋、『真田太平記』では渡瀬恒彦が演じています。
父・真田昌幸(『真田丸』では草刈正雄、『真田太平記』では丹波哲郎)、弟の真田信繁(真田幸村/『真田丸』では堺雅人、『真田太平記』では草刈正雄)とは関ヶ原の戦い直前の「犬伏の別れ」(現在の栃木県佐野市、家康の上杉征伐の途中、下野国犬伏)で、石田三成率いる西軍につく昌幸(父)、信繁(弟)と決別し、家康率いる東軍につきました。
結果、真田信之は初代上田藩主、初代松代藩主になり、真田家が存続したのです。
第69回松代藩真田十万石祭り|長野市|2024 | |
開催日時 | 2024年10月12日(土)〜10月13日(日) |
所在地 | 長野県長野市松代町松代44 |
場所 | 松代城二の丸・松代町内 |
関連HP | 松代藩真田十万石祭り公式ホームページ |
電車・バスで | JR長野駅からアルピコ交通バス松代行きで30分、松代駅下車 |
ドライブで | 上信越自動車道長野ICから約2km |
問い合わせ | 松代観光推進機構秋まつり実行委員会 TEL:026-278-2534 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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