琵琶湖水鳥・湿地センター

琵琶湖水鳥・湿地センター

滋賀県屈指の野鳥の観察地である滋賀県長浜市湖北町の琵琶湖の湖岸に整備された「湖北水鳥公園」の拠点施設が湖北野鳥センターに隣接する琵琶湖水鳥・湿地センター。2階の展示室ではラムサール条約登録湿地である琵琶湖について野鳥や自然だけでなく歴史や景観などをわかりやすく解説。

ラムサール条約登録湿地、琵琶湖を学ぶ

昭和63年に「湖北水鳥公園」が整備され、その中心施設として開設したのが湖北野鳥センター。
さらに平成5年、琵琶湖がラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約/Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat)の登録湿地になったことから水鳥の保護と湿地の保全推進を目的とする施設として、3階建ての琵琶湖水鳥・湿地センターがオープンしています。

琵琶湖水鳥・湿地センターの2階では、伊吹山から琵琶湖湖底までの野生生物の生息分布をパノラマイラストと音声、鳥や動物の剥製で紹介するほか、琵琶湖ならではの独特な漁法も解説しています。
3階には水鳥生態自動撮影カメラがあり、最大66倍ズームのライブカメラによる映像がマルチビジョンに映し出されています。
隣接して湖北野鳥センターがあるので、あわせて見学を。

琵琶湖には、毎年、ヒシクイ、コハクチョウ、カモ類などが6万羽以上飛来しており、全国的に見ても名高い渡り鳥の越冬地ともなっています。
また、ラムサール条約登録前年の平成4年には、ヨシ群落保全条例が施行され、水鳥にとって重要な、そして琵琶湖の環境に大切な役割を果たすヨシ群落の保全が図られています。
琵琶湖水鳥・湿地センター眼前の琵琶湖は、ヨシ原や小さな島が点在する、まさに典型的な琵琶湖の環境が維持され、水鳥たちの絶好の住処(すみか)となっています。

琵琶湖水鳥・湿地センター
名称 琵琶湖水鳥・湿地センター/びわこみずどりしっちせんたー
所在地 滋賀県長浜市湖北町今西
関連HP 湖北野鳥センター・琵琶湖水鳥・湿地センター公式ホームページ
電車・バスで JR河毛駅からタクシーで15分
ドライブで 北陸自動車道小谷城スマートICから約7km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 琵琶湖水鳥・湿地センター TEL:0749-79-8022/FAX:0749−79−8022
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
湖北野鳥センター

湖北野鳥センター

滋賀県長浜市湖北町、琵琶湖の湖畔、滋賀県道331号(湖北長浜線)沿いに位置するビジターセンターが湖北野鳥センター。湖北町水鳥公園の琵琶湖水鳥・湿地センター隣接して建ち、2階の観察室に設置された望遠鏡(20台)でセンター前の湖岸に羽根を休める

さざなみ街道(湖周道路)

さざなみ街道(湖周道路)

滋賀県大津市から長浜市木之本町まで琵琶湖湖畔を走る湖周道路の愛称がさざなみ街道。滋賀県道559号(近江八幡大津線)、滋賀県道25号(彦根近江八幡線)、滋賀県道2号(大津能登川長浜線)、滋賀県道331号(湖北長浜線)を湖岸沿いに走るルートで、

 

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