滋賀県長浜市木之本町田居にある黒田家の菩提寺と伝わる寺が樹徳寺。かっては近江国伊香郡黒田村(現・長浜市木之本町黒田)にありましたが、明治11年に黒田から田居集落に移転しています。黒田官兵衛(黒田孝高)の衣冠束帯姿といわれる肖像画が寺宝として伝わっています。
木之本にある黒田氏の菩提寺と伝わる寺
樹徳寺は、元弘年間(1331年~1334年)創建で、宝徳元年(1449年)、真宗に改宗。
本堂前の松は、昭和16年に末裔の黒田長禮氏が植えたもの。
伝承によれば、黒田家は、近江国伊香郡黒田村に住み、湖北の荘園の領主として、黒田判官と称し、永正8年(1511年)、山城国の船岡山合戦(室町幕府将軍・足利義稙を擁立する細川高国・大内義興と前将軍・足利義澄を擁立する細川澄元の戦い)の後、備前国邑久郡福岡村(現・岡山県瀬戸内市長船町福岡)に移り住んでいますが、それまでの約200年間、6代にわたり黒田氏はこの地に居を構えていたと伝えられ、黒田家御廟所などが残されています。
樹徳寺 | |
名称 | 樹徳寺/じゅとくじ |
所在地 | 滋賀県長浜市木之本町田居19 |
関連HP | 長浜観光協会公式ホームーページ |
電車・バスで | JR木ノ本駅から徒歩25分 |
ドライブで | 北陸自動車道木之本ICから約1km |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 長浜観光協会北部事務所 TEL:0749-82-5909/FAX:0749-82-5913 |
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