山王寺の棚田

山王寺の棚田

島根県雲南市大東町にある棚田が山王寺の棚田で、「日本の棚田百選」に選定。19haに200枚の棚田が築かれています。例年4月〜5月には田植えが行なわれ、5月には美しい緑の棚田となります。展望台からは、連なる山並みや眼下に広がる棚田の美しい景観を眺めることが可能。9月頃には稲穂を揺らし、収穫の秋を迎えます。

地すべり災害を克服して誕生した棚田

山王寺の棚田

もともとは久利層(泥岩)を覆った土による大規模な地すべり地形で、その地形を活かして築かれた棚田です(島根県では最初に指定された地すべり防止区域)。
斜面長2km、平均斜度15度の南東方向へと伸びる地すべり地形(地形図で等高線が均等間隔の部分)が、水田として耕作されています。

美しい棚田はオーナー制度・トラスト制度、「棚田市民農園」制度も導入されで、貴重な棚田が保全されています。
山王寺地区には島根県無形文化財指定の神楽である山王寺神楽も伝承されています。

収穫された棚田米「山王寺棚田舞」は、山王寺本郷棚田実行委員会が販売。

棚田近くを島根県道267号海潮宍道線が通っているので、アプローチも比較的に便利です。

山王寺の棚田
名称 山王寺の棚田/さんのうじのたなだ
所在地 島根県雲南市大東町山王寺
関連HP 雲南市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR出雲大東駅からタクシーで20分
ドライブで 中国自動車道三次ICから約86km
駐車場 山王寺棚田展望台駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
大井谷の棚田

大井谷の棚田

島根県吉賀町柿木村大井谷(おおいだに)地区にある「日本の棚田百選」選定の棚田が大井谷の棚田(大井谷棚田)。室町時代から江戸時代に築かれた棚田は、10haほど広がっていますが、現在は農家の高齢化、後継者不足により6haに600の棚田が耕作され

 

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