嬉野大茶樹

嬉野大茶樹

嬉野市街地より7km西方の不動山・皿屋谷にある茶の大樹(国の天然記念物)。茶の木は本来大きくなりませんが、大茶樹は珍しい大木で、一時は樹高4m、根まわり3m、7本の主幹からなり、35本の枝が四方に広がっていました。だが樹齢300年以上の老木のためか、昭和31年の暴風で全体の5分の2の枝が折れてしまっています。

国の天然記念物に指定された嬉野茶のシンボルとなる巨樹

現在は十分な保護対策が施されて、見事な枝振りをみせています。
不動山は嬉野茶発祥の地といわれる場所。
慶安年間(1648年~1651年)に鍋島藩士・吉村新兵衛が茶種を蒔いたのが始まりです。
この木もその時の一本であったと伝えられています。

嬉野市には茶業振興課が設けられるほど、茶製造が基幹産業となっており、佐賀県または長崎県において生産された原料茶を100%使用し仕上げ加工した茶を統一銘柄「うれしの茶(嬉野茶)」とし、50%以上100%未満使用を「うれしの茶ブレンド(嬉野茶ブレンド)」としています。

取材・画像協力/佐賀県観光連盟

嬉野大茶樹
名称嬉野大茶樹/うれしのだいちゃじゅ
所在地佐賀県嬉野市嬉野町不動山白川乙2488-2
関連HP嬉野温泉観光協会公式ホームページ
電車・バスでJR武雄温泉駅からJRバス嬉野温泉行きで30分、終点下車、タクシーで10分
ドライブで長崎自動車道嬉野ICから約9km
駐車場5台/無料
問い合わせ嬉野市商工観光課 TEL:0954-42-3310
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
嬉野茶畑

嬉野茶畑

『肥前風土記』にその名が記された佐賀県嬉野市の嬉野温泉(うれしのおんせん)は、「日本三大美肌の湯」のひとつとしても知られていますが、嬉野茶の一大産地としても有名。霧深い山々に囲まれた盆地で水にも恵まれた土地は、お茶栽培の好適地。丘陵地には、

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